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IPv6 ソケットのサンプル

更新 : 2007 年 11 月

このサンプルでは、IPv6 が有効になっているときにソケットを使用する方法について説明します。サンプルは、クライアントとサーバーで構成されます。クライアントがメッセージをサーバーに送信すると、サーバーが応答します。クライアントはクラス Dns によって返された IPAddress オブジェクトの AddressFamily プロパティを使用して、ソケットを作成します。クライアントは、いずれかのアドレスに正常に接続されるまで、または DNS クラスを使用して取得したすべての IP アドレスへの接続を試みるまで、返されたすべての IP アドレスをループします。

コマンド プロンプトを使用してサンプルをビルドするには

  1. コマンド プロンプトを開き、IPv6Sockets ディレクトリの使用言語に対応するサブディレクトリに移動します。必要な設定および SDK のコマンド プロンプトについては、「方法 : サンプルの設定を設定する」を参照してください。

  2. コマンド ラインで「msbuild IPv6Sockets<lang>.sln」と入力します。<lang> は CS または VB です。

Visual Studio を使用してサンプルをビルドするには

  1. Windows エクスプローラを開き、IPv6Sockets ディレクトリの使用言語に対応するサブディレクトリに移動します。

  2. IPv6Sockets<lang>.sln ファイルのアイコンをダブルクリックして、このファイルを Visual Studio で開きます。<lang> は CS または VB です。

  3. [ビルド] メニューの [ソリューションのビルド] をクリックします。

    アプリケーションは、既定の \bin\Debug ディレクトリにビルドされます。

サンプルを実行するには

  1. コマンド プロンプトを使用して、IPv6Server 用の新しい実行可能ファイルが格納されているディレクトリに移動します。

  2. コマンド ラインで「IPv6Server.exe」と入力します。

  3. コマンド プロンプトを使用して、IPv6Client 用の新しい実行可能ファイルが格納されているディレクトリに移動します。

  4. コマンド ラインで「IPv6Client.exe」と入力します。

    ms180981.alert_note(ja-jp,VS.90).gifメモ :

    このサンプルでは、コンソール アプリケーションをビルドします。出力を表示するには、これをコマンド プロンプト ウィンドウで実行する必要があります。

必要条件

このサーバーは IPv6Server と呼ばれ、クライアントは IPv6Client です。ソリューション ファイル IPv6Sockets<lang>.sln を使用してソリューションをビルドします。<lang> は CS または VB です。サーバーを起動するには、IPv6Server.exe を実行します。クライアントを実行するには、IPv6Client <server_name> を実行し、サーバーの DNS 名を指定します。

参照

参照

System.Net.Sockets