次の方法で共有


方法 : ゾーンへの HTTP トラフィックと HTTPS トラフィックを指定のポートに制限する

更新 : 2007 年 11 月

ゾーンのエンドポイントに対してユーザー定義の制約を設定することにより、ゾーンを通過する HTTP トラフィックと HTTPS トラフィックが使用するポートを指定できます。SDM (System Definition Model) SDK (Software Development Kit) を使用することにより、他のプロトコルに対する制約を記述できます。この SDK には、FTP プロトコルの制約用のサンプルが含まれています。詳細については、「System Definition Model (SDM) SDK Workshop」を参照してください。

HTTP トラフィックを特定のポートに制限するには

  1. ゾーンを論理データセンター ダイアグラムに追加します。

  2. ソーンで、着信ゾーン エンドポイントを選択し、[ダイアグラム] メニューの [設定および制約] をクリックします。

    設定および制約エディタが表示されます。

  3. エディタの左ペインで、[WebSiteEndpoint] チェック ボックスをオンにします。

  4. [WebSiteEndpoint] ノードで、[ユーザー定義] チェック ボックスをオンにします。

  5. [ユーザー定義] ノードで、[WebSite] チェック ボックスをオンにします。

  6. [WebSite] ノードを選択し、エディタの右ペインで [ID] セクションを展開します。

  7. [ID] セクションで、[ServerBindings] チェック ボックスをオンにします。

  8. [演算子] 列で、[Contains All] をクリックします。

  9. [値] 列で、省略記号ボタン ([...]) をクリックします。

    ComplexSetting コレクション エディタが表示されます。

  10. [追加] をクリックします。

  11. 右ペインで、ポート 設定に対して「80」と入力します。

    この設定により、この着信ゾーン エンドポイント上の HTTP トラフィックは、ポート 80 に制限されます。

    ms184693.alert_note(ja-jp,VS.90).gifヒント :

    複数のポートで HTTP トラフィックまたは HTTPS トラフィックを有効にするには、[演算子] 列の [Contains One] を選択し、複数のポートを指定します。特定のポートで HTTP トラフィックまたは HTTPS トラフィックを禁止する場合は、[Contains None] を選択し、1 つ以上のポートを指定します。

次は、HTTPS トラフィックを特定のポートに制限する方法について説明します。

HTTPS トラフィックを特定のポートに制限するには

  1. ゾーンを論理データセンター ダイアグラムに追加します。

  2. ソーンで、着信ゾーン エンドポイントを選択し、[ダイアグラム] メニューの [設定および制約] をクリックします。

    設定および制約エディタが表示されます。

  3. エディタの左ペインで、[WebSiteEndpoint] チェック ボックスをオンにします。

  4. [WebSiteEndpoint] ノードで、[ユーザー定義] チェック ボックスをオンにします。

  5. [ユーザー定義] ノードで、[WebSite] チェック ボックスをオンにします。

  6. [WebSite] ノードを選択し、エディタの右ペインで [認証] セクションを展開します。

  7. [認証] セクションで、[SecureBindings] チェック ボックスをオンにします。

  8. [演算子] 列で、[Contains All] をクリックします。

  9. [値] 列で、省略記号ボタン ([...]) をクリックします。

    ComplexSetting コレクション エディタが表示されます。

  10. [追加] をクリックします。

  11. 右ペインで、ポート 設定に対して「443」と入力します。IPAddress 設定は空欄のままにしておきます。

    この設定により、この着信ゾーン エンドポイント上の HTTP トラフィックは、ポート 443 に制限されます。

参照

その他の技術情報

アプリケーション、システム、および論理サーバーの一般的な構成タスク