ロード テスト結果グラフの操作
更新 : 2007 年 11 月
ロード テストの結果は、複数のペインのデータとして表示されます。
テスト結果をグラフとして表示するには、ロード テスト ツール バーの [グラフ] をクリックします。各グラフがパネルに表示され、ドロップダウン リストの先頭にグラフの名前が表示されます。パネルに別のグラフを表示するには、一覧から別のグラフ名を選択します。
一度に最高で 4 つのグラフ パネルを表示できます。パネル レイアウトのツール バー ボタンを使用して、異なるパネル レイアウトに切り替えることができます。
複数の組み込みグラフが提供されています。組み込みグラフをそのまま使用することも、カスタマイズすることもできます。さらに、独自のグラフを作成することもできます。詳細については、「方法 : グラフにカウンタを表示する」および「方法 : カスタム グラフを作成する」を参照してください。
組み込みグラフ
次の表は、ロード テストの結果の分析に使用できる組み込みグラフの一覧です。
グラフ名 |
説明 |
---|---|
キー インジケータ |
ユーザー負荷、スループット、応答時間など、テストのパフォーマンスの基本的な面を示すカウンタです。 |
テストの応答時間 |
テストの実行に要した時間に関するデータです。 |
ページ応答時間 |
ロード テスト中にアクセスされた Web ページの平均応答時間です。 |
テスト下のシステム |
テスト対象のアプリケーションが実行しているコンピュータに関する情報です。これには、メモリ使用、プロセッサ、物理ディスク、プロセスについてのデータが含まれます。 既定では、Available Mbytes カウンタと Processor Time カウンタのみが収集されます。 |
コントローラおよびエージェント |
ロード テストが実行されているコンピュータに関する情報です。これには、メモリ使用、プロセッサ、物理ディスク、プロセスについてのデータが含まれます。 既定では、Available Mbytes カウンタと Processor Time カウンタのみが収集されます。 |
トランザクション応答時間 |
ロード テスト中に発生したトランザクションの平均応答時間です。 |
実行時およびテストの実行後のどちらでも、グラフに各種のカウンタを表示できます。
メモ : |
---|
自動的に生成される応答時間グラフには、応答時間のパフォーマンス カウンタのみを追加できます。 |
カウンタ情報は、グラフ内と、グラフの下にある凡例内の両方に表示されます。グラフの一部を拡大表示することもできます。詳細については、「方法 : グラフの領域にズーム インする」を参照してください。
グラフに表示されるカウンタ
グラフにはカウンタが表示されます。カウンタとは、ロード テスト中に収集されるデータであり、1 秒あたりのテスト数や平均テスト時間などです。カウンタの詳細については、「カウンタ セットの概要」を参照してください。
グラフに表示されるカウンタの凡例では、ロード テストの実行に関する役に立つデータの列が示されます。グラフ内で任意のデータの表示をオフにするには、凡例で行のチェック ボックスをオフにします。
凡例には、次の列があります。
カウンタ |
カウンタの名前です。 |
---|---|
インスタンス |
カウンタ インスタンスの名前です。 |
カテゴリ |
カウンタ カテゴリの名前です。 |
コンピュータ |
カウンタが収集されているコンピュータの名前です。 |
色 |
グラフ内の線の色です。 |
範囲 |
カウンタのグラフで 100 が意味する数値を示します。たとえば、上限値が 10,000 である範囲の場合、グラフの上端にある 100 は 10,000 を表します。 |
最小 |
カウンタの最小値を示します。 |
最大 |
カウンタの最大値を示します。 |
平均 |
カウンタの平均値を示します。 |
末尾 |
最新のサンプリング間隔でのカウンタの値を示します。 |