レポートを小さくする
Crystal Reports for Visual Studio プロジェクトのスケーラビリティを最適化する方法の 1 つとして、レポートのサイズを削減する方法があります。
可能であれば、レポートは 14 ページ以内に収まるように作成します。Web アプリケーションでは、ユーザーはページやページ内のデータではなく、データの重要な箇所だけに目を通していることが多いです。
デスクトップ アプリケーションで使用されるレポートは、Web ベースのアプリケーションには適切ではない場合もあります。
レポートを小さくするには、レコードの選択式を使用してレポートに返されるレコードの数を制限します。次の 3 つの方法から 1 つを実行します。
- レコード選択式は、埋め込み Crystal Reports Designer を使ってレポートにハードコーディングできます。
- プログラムによりレポートに取得されたレコードを、さらにフィルタすることができます。
- CrystalReportViewer オブジェクト モデルを使用している場合は、CrystalReportViewer の SelectionFormula プロパティまたは ViewTimeSelectionFormula プロパティ を使用します。
注 CrystalReportViewer オブジェクト モデルでレコードをフィルタする方法については、「チュートリアル:選択式を使用したフィルタ」を参照してください。
- ReportDocument オブジェクト モデルを使用している場合は、ReportDocument の RecordSelectionFormula プロパティ を使用します。
- CrystalReportViewer オブジェクト モデルを使用している場合は、CrystalReportViewer の SelectionFormula プロパティまたは ViewTimeSelectionFormula プロパティ を使用します。