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オンデマンド処理を妨げるフィールドの使用の禁止

Crystal Reports for Visual Studio プロジェクトのスケーラビリティを最適化する方法の 1 つとして、オン デマンド処理の妨げになるフィールドの使用を控える方法があります。

Crystal Reports はレポートをオンデマンドで処理します。たとえば、レポートの最初のページが表示されると、レポート全体ではなく最初のページだけが処理されます。しかし、レポート処理の完了に依存しているフィールドや式をレポートの最初のページに挿入すると、オンデマンド処理の妨げになります。

たとえば、特殊なフィールドである"Page N of M"が最初のページに設定されている場合、このフィールドが表示される前に、レポート全体を処理してページ数を決定する必要があります。このため、最初のページはレポート全体の処理が終了するまで待機状態となり、終了後に表示されることとなります。集計計算にパーセントを使用した場合も、同じ処理が発生します。

これらの 3 つのタイプのフィールドを使用しない方法を検討してください。