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スマート タスク

Visual Studio 2005 以降で .NET コントロールを Web フォームまたは Windows フォームに追加すると、[スマート タスク]パネルが表示されます。[スマート タスク]は、.NET コントロールの右上隅に追加される小さいパネルです。パネルを開くと、パネルにはチェック ボックスおよびコンボ ボックスが用意されていて、開発者はこれらのボックスを使って接続およびコントロールのその他のオプションを選択できます。この機能により、開発者が記述する必要があるコードの量が大幅に少なくなります。

Web サイトでは、[スマート タスク]パネルで選択を行うと、ASPX ページで XML が自動生成されます。

Windows プロジェクトでは、[スマート タスク]パネルで選択を行うと、非表示クラス ファイルでコードが自動生成されます。非表示クラス ファイルは、既存の Windows フォーム クラスへの追加として機能する“部分”クラスです。部分クラスは、.NET Framework バージョン 2.0 の新機能です。

CrystalReportViewer コントロールによって、[スマート タスク]パネルを十分に活用できます。パネルで利用できる選択肢は、Web プロジェクトと Windows プロジェクトで異なります。

次の各[スマート タスク]パネルの詳細については、該当するリンクをクリックしてください。

スマート タスクと減少したコード モデルの制限

スマート タスクによって、コードを自動生成して、手動でコードを記述するよりも作業時間を減らすことができる、減少したコード モデルの作成が促進されます。

ただし、自動生成コードを使用すると、初めは時間が節減されますが、プロジェクトに後から機能や柔軟性を追加したい場合、減少したコード モデルからコーディング モデルに切り替えるのが困難です。

減少したコード モデルを使用した Crystal Reports プロジェクトの開発

減少したコード モデルを使って Crystal Reports で Web サイトや Windows プロジェクトを構築する場合は、次のいずれかの[スマート タスク]チュートリアルを参照してください。

コーディング モデルを使用した Crystal Reports プロジェクトの開発

Crystal Reportsで、コードを手動で記述して Web サイトまたは Windows プロジェクトを構築する場合は、「プロジェクトの設定」を参照してください。

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