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CrystalReportViewer コントロールをカスタマイズするためのカスケード スタイル シート

Crystal Reports for Visual Studio では、“default.css”という名前のカスケード スタイル シート(CSS)を使って、CrystalReportViewer コントロールの外観をカスタマイズします。このスタイル シートは、ビューアの“css”という名前の仮想ディレクトリに格納されます。詳細については、「ビューアの仮想ディレクトリ」を参照してください。

CrystalReportViewer コントロールの CSS をカスタマイズする

スタイル シートには、CrystalReportViewer コントロールの CssFileName プロパティからアクセスします。このプロパティは、デザイン ビューで CrystalReportViewer コントロールを選択したときに、プロパティ ウィンドウに表示されます。

Note

Visual Studio 2005 以降(および ASP.NET バージョン 2.0)では、ビジュアル コントロールの外観と操作性は、Themes という新しいツールにより管理できます。Themes を CrystalReportViewer コントロールに適用して、ページ上の各コントロールや Web サイト全体のコントロールに一貫した外観を適用することができます。詳細については、「CrystalReportViewer コントロールの Themes」を参照してください。

  1. CrystalReportViewer コントロールと Crystal レポートを使って、Web サイトを作成します。
    Note

    コーディングや減少したコードによるアプローチを使って、Web サイトを設定できます。コーディングによるアプローチについては、「プロジェクトの設定」を参照してください。減少したコードによるアプローチについては、「チュートリアル:スマート タスクを使用した Crystal Reports での減少したコードによる Web サイトの設定」を参照してください。

  2. 少なくとも 1 回はプロジェクトをコンパイルして実行し、デフォルトのスタイル設定による CrystalReportViewer コントロールを確認し、デバッグ モードを終了してください。
  3. デザイン ビューで、Default.aspx ページを開きます。
  4. CrystalReportViewer コントロールを 1 回クリックして選択します。
  5. プロパティ ウィンドウで、CssFileNameプロパティの“default.css”ファイルへのファイル ディレクトリ パスを探します。
  6. Windows エクスプローラでこのファイルを探し、Web サイト ディレクトリにコピーします。
  7. ファイルの名前を“custom.css”に変更します。
  8. Web サイト ディレクトリと“custom.css”ファイル名を示すように CssFileName プロパティを編集します。
  9. 再コンパイルを行い、CrystalReportViewer コントロールがローカル Web サイト ディレクトリの custom.css ファイルを認識していることを確認します。
  10. デバッグ モードを終了します。
  11. “custom.css”ファイルを開き、スタイル シートを編集します。
  12. 再コンパイルを行い、CrystalReportViewer コントロールに変更が適用されていることを確認します。