選択式で使用するコントロールの追加
このセクションでは、コントロールを追加して、選択式で使用される値を動的に変更します。“前年度取引高”フィールドの場合は、テキスト ボックスを追加して、Crystal レポートに表示される取引高の最小値を指定します。“顧客名”フィールドの場合は、DropDownList コントロールおよび TextBox コントロールを追加して、表示する顧客名を指定します。
- Web フォームまたは Windows フォームを開きます。
- [表示]メニューの[デザイナ]をクリックします。
- Web サイトを開発している場合は、次の操作を実行します。
- CrystalReportViewer コントロールをクリックして選択します。
2. キーボードの左矢印キーを押して点滅したカーソルを表示し、Enter キーを 3 回押します。
CrystalReportViewer コントロールが 3 行下に移動します。
- Windows プロジェクトを開発している場合は、次の操作を実行します。
- CrystalReportViewer コントロールをクリックして選択します。
- プロパティ ウィンドウから、Dock を“Bottom”に設定します。
- CrystalReportViewer コントロールのサイズを変更して、その上に 3 行ほど表示されるようにします。
- プロパティ ウィンドウから Anchor を“Top, Bottom, Left, Right”に設定します。
- Web サイトを開発している場合は、最初の行で「前年度取引高の最小値を入力します:$」と入力します。
- Windows プロジェクトを開発している場合は、次の操作を実行します。
- ツールボックスから Label コントロールをフォームの上部にドラッグします。
- プロパティ ウィンドウで、Text プロパティを“前年度取引高の最小値を入力します:$”に設定します。
- ツールボックスから TextBox コントロールをテキストの右にドラッグします。
- Textbox コントロールを選択して、プロパティ ウィンドウから次の操作を実行します。
- ID(または Name)を“lastYearsSales”に設定します。
- Text を 11000.00 に設定します。
- Web サイトを開発している場合は、2 行目に「顧客の名前を表示します」と入力します。
- Windows プロジェクトを開発している場合は、次の操作を実行します。
- ツールボックスから Label コントロールをフォームの 2 行目にドラッグします。
- プロパティ ウィンドウで、Text プロパティを“顧客の名前を表示します”に設定します。
- ツールボックスから DropDownList(Windows プロジェクトでは ComboBox)をテキストの右にドラッグします。
- DropDownList(ComboBox)コントロールを選択し、プロパティ ウィンドウから ID(または Name)を“selectOperatorList”に設定します。
- ツールボックスから、DropDownList コントロールの右に TextBox コントロールをドラッグします。
- Textbox コントロールを選択して、プロパティ ウィンドウから次の操作を実行します。
- ID(または Name)を“customerName”に設定します。
- Text を“A”に設定します。
- ツールボックスから、Button コントロールをフォームの 3 行目に、CrystalReportViewer コントロールの上になるようにドラッグします。
- Button コントロールを選択して、プロパティ ウィンドウから次の操作を実行します。
- ID(または Name)を“redisplay”に設定します。
- Text を“レポートの再表示”に設定します。