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方法 : Wsdl.exe で生成されたプロキシを使用する

更新 : 2007 年 11 月

.NET Compact Framework では、Web サービス記述言語ツール (Wsdl.exe) で生成されたコードの一部をサポートしていません。ただし、Visual Studio のスマート デバイス プロジェクトに Web 参照を追加すると、Web サービスを使用するアプリケーションで、生成されたプロキシを使用できます。

Wsdl.exe の使用が必要になる場合があります。たとえば、プロキシのパーティクル メンバの順序を、Web サービスで要求された順序に合わせる場合などが挙げられます。Wsdl.exe ツールには、パーティクル メンバについて明示的な順序 ID を生成する /order オプションがあります。

ms229663.alert_note(ja-jp,VS.90).gifメモ :

生成されたコードをプロキシから手動で削除する手順を回避するため、最初に Visual Studio のスマート デバイス プロジェクトに Web 参照を追加し、その後で、別のディレクトリから Wsdl.exe/order を実行することができます。最後に、Wsdl.exe によって生成されたプロキシから、Web 参照の追加によって生成されたプロキシに、要素の明示的な順序が保たれたコードをコピーします。

次の手順では、生成されたプロキシを .NET Compact Framework が使用できるようにするため、生成されたプロキシから削除するコードを示します。削除するコードは、生成されたプロキシで出現する順序で一覧表示されます。

ms229663.alert_note(ja-jp,VS.90).gifメモ :

次の手順で説明するすべてのコードが、Wsdl.exe によって生成されるとは限りません。どのコードが生成されるかは、関連するサービスに部分的に依存します。

生成されたプロキシからサポートされないコードを削除するには

  1. プロキシを Web サービス記述言語ツール (Wsdl.exe) で生成します。

  2. SendOrPostCallback 型のデリゲート RetBaseTypesOperationCompleted を定義するコードを削除します。

  3. RetBaseTypesCompleted イベント、RetBaseTypesCompletedEventHandler デリゲート、および RetBaseTypesCompletedEventArgs クラスを定義および参照するコードを削除します。

  4. RetBaseTypesAsync メソッドを定義して呼び出すコードを削除します。

  5. OnRetBaseTypesOperationCompleted メソッドを定義して呼び出すコードを削除します。

  6. CancelAsync メソッドを定義して呼び出すコードを削除します。

  7. Serializable 属性を削除します。

参照

概念

.NET Compact Framework のネットワーク プログラミング

.NET Compact Framework に関する「方法」トピック