VSInstr の警告
更新 : 2007 年 11 月
VSInstr.exe ツールから発行される警告を次の表に示します。NOWARN オプションに警告番号を指定することで、警告を非表示にできます。
警告番号 |
説明 |
---|---|
VSP2000 |
内部エラーです。この実行可能ファイルのモジュール ファイル名を取得できません。 |
VSP2001 |
<アセンブリ名> は厳密な名前を持つアセンブリです。実行するには、再度署名しなければなりません。 この警告は、署名付きのアセンブリがインストルメントされたときに発生します。詳細については、「インストルメンテーション データ値について」を参照してください。 |
VSP2002 |
ファイル <filename> 内の関数 <funcname> が見つかりませんでした この警告は、指定されたファイル内に関数が見つからない場合に発生します。 |
VSP2003 |
関数 <funcname> へのクロス ジャンプがファイル <filename> で見つかりませんでした。 この警告は、VSInstr がクロス ジャンプを無効にできない場合に発生します。クロス ジャンプは、コードの最適化に使用されます。 |
VSP2004 |
関数 <funcname> は、EXCLUDE コマンドライン スイッチによって除外されましたが、クロス ジャンプを含んでいるため省略することはできませんでした。 この警告は、EXCLUDE オプションを使って除外された関数がインストルメンテーション プロセスに必要である場合に発生します。プロファイラは、必要な関数を自動的に含めます。 |
VSP2005 |
内部インストルメンテーション エラー <エラー テキスト> この警告は、インストルメンテーションを実行できない場合に発行されます。エラー テキストを確認して、エラーを修正できるかどうかを確認します。 |
VSP2006 |
<名前> の PDB が見つかりませんでした。 この警告は、PDB ファイルが検索パスに見つからないか、またはバイナリに一致しない場合に発生します。 |
VSP2007 |
<filename> はインストルメント可能なコードを含んでいません。 この警告は、バイナリ ファイル内の関数がすべて除外されている場合や、指定されたファイルにリソースしか含まれていない場合に発行されます。 |
VSP2008 |
セキュリティ属性を <名前> から取得できません。エラー コード <コード> この警告は、ユーザーが READ_DAC アクセス許可を持たない場合に発生します。インストルメンテーション プロセス中、プロファイラはバイナリの元の DACL を保持しようとします。元のバイナリは新しいバイナリに置き換えられるので、元のバイナリの DACL をコピーして新しいバイナリに適用する必要があります。ユーザーが元のバイナリに対する READ_DAC アクセス許可を持たない場合、この操作は失敗します。 |
VSP2009 |
<名前> でセキュリティ属性を設定できません。エラー コード <エラー番号> この警告は、ユーザーが WRITE_DAC アクセス許可を持たない場合に発生します。インストルメンテーション プロセス中、プロファイラはバイナリの元の DACL を保持しようとします。元のバイナリは新しいバイナリに置き換えられるので、元のバイナリの DACL をコピーして新しいバイナリに適用する必要があります。ユーザーが新しいバイナリに対する WRITE_DAC アクセス許可を持たない場合、この操作は失敗します。 |
VSP2010 |
-INCLUDE または -EXCLUDE オプションにより,関数はインストルメンテーション用に特別に選択されていません |
VSP2011 |
Include/Exclude funcspec <名前> は、どの関数とも一致しません |
VSP2012 |
イメージは、コード カバレッジ用にインストルメント化可能なコードを含んでいません。 プロファイラは、次のコードをインストルメント化しません。 静的な CRT 関数 この警告は、このフィルタを適用した後にコードが残らない場合に生成されます。 |
VSP2013 |
このイメージをインストルメント化するには、32 ビット プロセスとして実行しなければなりません。CLR ヘッダー フラグは、この操作を反映するために更新されました。 プロファイラは、WOW64 において 64 ビット プラットフォームで 32 ビット プロセスを実行できるようにバイナリを変更します。ライブラリ (DLL) の場合、既存の 64 ビット プロセスに読み込まれたときに失敗する場合があります。この警告は、ユーザーに依存関係を通知します。 |
VSP2014 |
結果となるインストルメント化されたイメージは無効であり、実行しない可能性があります。 このメッセージは、インストルメントされた最終的なアセンブリに無効な PE ヘッダーがある場合に発生します。 |