方法 : Visual Web Developer で Web ページのアクセシビリティをチェックする
更新 : 2007 年 11 月
Microsoft Visual Web Developer Web サイト開発ツールには、Web Content Accessibility Guidelines 1.0 (WCAG) の Priority 1 と 2 および 508 条のアクセシビリティ ガイドラインに、ページ内の HTML マークアップが適合しているかどうかをチェックするためのアクセシビリティ検証ツールが含まれています。このツールを使用して個々のページをチェックすることも、ページまたは Web サイトがビルドされるたびにアクセシビリティの確認が実行されるように Web サイトを構成することもできます。アクセシビリティの詳細については、「ASP.NET におけるユーザー補助のサポート」を参照してください。
メモ : |
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アクセシビリティ検証ツールは、Visual Web Developer Express Edition では使用できません。 |
チェック結果は、[エラー一覧] ウィンドウにエラーまはた警告として表示されます。これは、ツールによって識別されているアクセシビリティ項目によって異なります。
アクセシビリティ検証ツールは、ページ内のマークアップをチェックして、アクセシビリティに対して推奨されている要素と属性が含まれている (または含まれていない) ことを確認します。ただし、このツールでは、次のアクセシビリティはチェックできません。
色。
このツールでは、推奨ガイドラインにある配色の使用についてはチェックできません。
動的なコンテンツ。
ページが実行時にマークアップを作成する場合、このツールは、ページの最終出力をチェックできません。
アクセシビリティ検証ツールは、HTML マークアップだけをチェックします。ASP.NET Web サーバー コントロールはチェックしません。コントロールによってマークアップが動的に作成されるため、検証ツールがマークアップの妥当性をチェックできないからです。また、コントロールには、アクセシビリティ スキーマを作成する ASP.NET のメタデータが含まれません。
個々のページのアクセシビリティをチェックするには
Visual Web Developer でページを開きます。
[表示] メニューの [その他のウィンドウ] をポイントし、[エラー一覧] をクリックします。
Web プロファイルが適用されている場合、[表示] メニューに [エラー一覧] メニュー項目が含まれています。
[ツール] メニューの [アクセシビリティのテスト] をクリックします。
[アクセシビリティ検証] ダイアログ ボックスが表示されます。
実行するアクセシビリティ チェックのタイプとレベルを示すチェック ボックスをオンにし、[検証] をクリックします。
チェック結果が [エラー一覧] ウィンドウに表示されます。
ビルド中にページまたは Web サイトをチェックするには
ソリューション エクスプローラで、Web サイトの名前を右クリックし、[プロパティ ページ] をクリックします。
[ユーザー補助] をクリックします。
実行するアクセシビリティ チェックのタイプとレベルを示すチェック ボックスをオンにし、[適用] をクリックします。
[ビルド] をクリックします。
Web サイトのビルド中に個々のページをチェックするか、Web サイト全体をチェックするかによって、次のチェック ボックスの 1 つまたは両方をオンにします。
[ページをビルドするときにアクセシビリティ検証をインクルードする]
[Web をビルドするときにアクセシビリティ検証をインクルードする]
メモ : 開始アクションとして Web サイトまたはページをビルドしないビルド オプションを選択している場合、アクセシビリティ検証は実行されません。
[OK] をクリックします。