Level 関数 (Visual Studio レポート デザイナ)
再帰型階層の現在の深さのレベルを返します。
Level(Scope)
パラメータ
- Scope
(String) この集計関数の適用先となるレポート アイテムを含むデータ テーブル、オブジェクト、グループ、またはデータ領域の名前です。Scope はオプションです。
戻り値の型
Integer を返します。Scope がデータ ソースまたはデータ領域を指定する場合、または非再帰型グループ (つまり、Parent 要素を持たないグループ) を指定する場合、Level は、0 を返します。Scope が省略された場合は、現在のスコープのレベルを返します。Scope パラメータの詳細については、「レポートの組み込み関数 (Visual Studio レポート デザイナ)」を参照してください。
解説
Level 関数から返される値は、0 を基準にしています。つまり、階層の最初のレベルは 0 です。
Level 関数は、従業員一覧などの再帰型階層にインデントを付けるために使用できます。再帰型階層の詳細については、「レポート内のデータのグループ化 (Visual Studio レポート デザイナ)」を参照してください。
例
次のコード例では、Employees グループの行のレベルが返されます。
Level("Employees")
参照
概念
レポートでの式の使用 (Visual Studio レポート デザイナ)
レポートへのカスタム コードの追加 (Visual Studio レポート デザイナ)
ReportViewer コントロール (Visual Studio)
レポートの組み込み関数 (Visual Studio レポート デザイナ)