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方法 : サービスの Web.Config ファイルで SMTP サーバーおよび電子メール通知の設定を構成する

更新 : 2007 年 11 月

Team Foundation Server を構成して、既存の SMTP サーバーを使用して電子メールの警告を送信できます。ユーザーは、さまざまなプロジェクト、作業項目、およびビルド イベントに対する通知として警告を構成できます。SMTP サーバーは Team Foundation Server のインストール時に指定できますが、後で SMTP サーバーを変更することもできます。同様に、TFSAdminUtil ChangeAccount コマンドを使用してアプリケーション プール サービス アカウントを変更する場合は、差出人アカウントの電子メール アドレスを手動で変更して、新しいサービス アカウントの電子メール アドレスにする必要があります。電子メール アドレスは、ChangeAccount コマンド の emailAddress パラメータを使用するか、サービスの Web.config ファイルを手動で編集することによって変更できます。ただし、SMTP サーバーを変更するには、サービスの Web.config ファイルを手動で編集する必要があります。

ms400808.alert_caution(ja-jp,VS.90).gif重要 :

Team Foundation Server のサービス アカウントとしてシステム アカウント (Network Service など) を使用した場合は、匿名の送信者による電子メール送信を許可するように SMTP サーバーを構成する必要があります。そうしないと、電子メール通知は送信されません。

Team Foundation Server の警告電子メールの内容をカスタマイズすることはできません。電子メールの内容は、TeamFoundation.xsl ファイルから自動的に生成されます。このファイルは変更しないことをお勧めします。このファイルの内容を変更する場合は、変更内容を念入りにテストしてください。このファイルを不適切に変更すると、Team Foundation Server の電子メールの警告でエラーが発生し、Team Foundation の作業項目、変更セット、またはファイルを Web ブラウザで表示できなくなることがあります。

必要なアクセス許可

この手順を実行するには、Team Foundation アプリケーション層サーバーの管理者グループのメンバである必要があります。詳細については、「Team Foundation Server のアクセス許可」を参照してください。

電子メールの警告を送信する SMTP サーバーを指定または変更するには

  1. Team Foundation のアプリケーション層サーバーで、アプリケーション層のインストール ディレクトリを探します。

  2. Web Services ディレクトリを開き、次に Services サブディレクトリを開きます。

  3. テキスト エディタまたは XML エディタで Web.Config ファイルを開き、<add key="smtpServer"> 要素を探します。

ms400808.alert_note(ja-jp,VS.90).gifメモ :

管理資格情報を使用してログオンした場合でも、Windows Server 2008 または Windows Vista を実行中のコンピュータに対してこの機能を実行するには、管理者としてテキスト エディタまたは XML エディタを起動する必要があります。これらのプログラムを管理者として起動するには、[スタート] ボタンをクリックし、[すべてのプログラム] をクリックします。次に、使用するプログラムを右クリックし、[管理者として実行] をクリックします。詳細については、Microsoft Web サイトを参照してください。

  1. SMTP サーバーの完全修飾ドメイン名を入力して、要素を更新します。たとえば、次のような文字列を入力します。

    <add key="smtpServer" value="SMTPServerLocation" />
    
  2. ファイルを保存し、閉じます。

    変更を有効にするには、Team Foundation 用の Web サービス アプリケーションをいったん終了してから再起動する必要があります。

電子メールの警告の差出人の電子メール アドレスを指定または変更するには

  1. Team Foundation のアプリケーション層サーバーで、アプリケーション層のインストール ディレクトリを探します。

  2. Web Services ディレクトリを開き、次に Services サブディレクトリを開きます。

  3. テキスト エディタまたは XML エディタで Web.Config ファイルを開き、<add key="emailNotificationFromAddress"> 要素を探します。

  4. Team Foundation のアプリケーション プール ID で使用されるサービス アカウント (たとえば Domain/TFSService) に関連付けられている電子メール アドレスを入力して、要素を更新します。たとえば、次のような文字列を入力します。

    <add key="emailNotificationFromAddress" value="TFSService@domain.com" />
    
  5. ファイルを保存し、閉じます。

    変更を有効にするには、Team Foundation 用の Web サービス アプリケーションをいったん終了してから再起動する必要があります。

参照

処理手順

方法 : 警告を追加または編集する

方法 : ビルドの通知の電子メールを受け取る

概念

Team Foundation Server コンポーネントにおけるサービスの Web.Config ファイルの設定

サービス アカウントとパスワードの管理およびリセット

参照

ChangeAccount コマンド

その他の技術情報

TFSAdminUtil コマンド ラインのコマンド