タイマプログラミングアーキテクチャ

更新 : 2007 年 11 月

Timer コンポーネントは、Microsoft .NET Framework では System.Timers を使用します。

サーバーベースのタイマの主要なプログラミング要素

Timer コンポーネントは Elapsed というイベントを発生させます。このイベントのハンドラを作成すると、必要な任意の処理を実行できます。

Timer コンポーネントの重要なプロパティおよびメソッドは、次のとおりです。

Interval プロパティでは、イベントが発生する間隔をミリ秒単位で設定します。たとえば、間隔を 1000 に設定すると、1 秒に 1 回の間隔でイベントが発生します。
AutoReset プロパティは、指定された間隔の経過後に、タイマがイベントを継続的に発生させるかどうかを決定します。このプロパティを true に設定した場合、タイマは引き続き指定された間隔をカウントし、イベントを発生させます。false に設定した場合は、指定された間隔の経過後にイベントが一度だけ発生し、その後は停止します。
Start メソッドは、タイマの Enabled プロパティを true に設定し、タイマにイベントの発生を開始させます。Start メソッドを呼び出したときに、タイマが既に有効になっていると、タイマがリセットされます。
Stop メソッドは、タイマの Enabled プロパティを false に設定し、タイマがこれ以上イベントを発生させないようにします。