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方法 : 配列の下限に 0 を指定する

更新 : 2007 年 11 月

配列を宣言する場合、To キーワードでゼロ文字 (0) を指定して、各次元の下限を指定できます。これによって必要な下限が変更されるわけではありませんが、コードが読み取りが容易になります。

配列の下限を明示的にゼロに指定するには

  1. 通常の方法で配列を宣言します。

  2. かっこ内で、各次元の上限の前に 0 To を追加します。

    Public Sub declarelowerbounds()
        Dim monthtotal(0 To 11) As Double
        Dim cell(0 To 39, 0 To 19) As Integer
        MsgBox("Total number of elements:" _
            & vbCrLf & "monthtotal (0 To 11) length " & CStr(monthtotal.Length) _
            & vbCrLf & "cell (0 To 39, 0 To 19) length " & CStr(cell.Length))
    End Sub
    

下限は常に 0 である必要がありますが、明示的にこれを宣言することによってコードが読み取りやすくなります。また、上限と下限の両方を指定させることによって、下限が 0 であることに注意を促すことにもなります。

代替配列の作成。Dim ステートメント (Visual Basic) 句または New (Visual Basic) 句を使用せずに、配列を作成できます。たとえば、CreateInstance メソッドを呼び出すか、または別のコンポーネントでこの方法により作成された配列のコードを渡すことができます。このような配列では 0 以外の下限を持つことができます。GetLowerBound メソッドまたは LBound 関数 (Visual Basic) を使用して、いつでも次元の下限をテストできます。

参照

処理手順

配列のトラブルシューティング

概念

Visual Basic における配列の次元

その他の技術情報

Visual Basic における配列