CCmdUI クラス
更新 : 2007 年 11 月
フレームワークは、更新コマンドをハンドラにルーティングするときに、CCmdUI オブジェクト (または CCmdUI の派生クラスのオブジェクト) へのポインタをハンドラに渡します。このオブジェクトは、コマンドを生成したメニュー項目、ツール バー ボタンなどのユーザー インターフェイス オブジェクトを表します。更新ハンドラは、ポインタを利用して CCmdUI 構造体のメンバ関数を呼び出し、ユーザー インターフェイスを更新します。たとえば、[すべてクリア] メニュー項目の更新ハンドラは、次のようになります。
void CMyWinApp::OnUpdateEditClearAll(CCmdUI *pCmdUI)
{
pCmdUI->Enable(m_bClearAllAvailable);
}
このハンドラは、メニュー項目にアクセスするオブジェクトの Enable メンバ関数を呼び出します。Enable によって、項目が使用可能になります。