サーバー エクスプローラ内のサーバー コンポーネント
更新 : 2007 年 11 月
サーバー エクスプローラを使用すると、ネットワーク アクセスを行う任意のサーバーについて、データ リンク、データベース接続、およびシステム リソースを表示したり操作したりできます。サーバー エクスプローラを使用すると、以下の操作を行うことができます。
データ接続を開きます。
サーバーにログオンし、サーバーのデータベースやシステム サービスを表示します。表示される内容には、イベント ログ、メッセージ キュー、パフォーマンス カウンタ、システム サービス、SQL データベースなどが含まれます。
使用できる Web サービス、および Web サービスで使用できるメソッドやスキーマに関する情報を表示します。
SQL Server などのデータベースへのデータ接続を確立します。
データベース プロジェクトとデータベース参照を格納します。
サーバー エクスプローラから Visual Studio プロジェクトにノードをドラッグします。これによって、データ リソースを参照したりその利用状況を監視したりするデータ コンポーネントを作成できます。
Visual Studio プロジェクトで作成されたこれらのデータ コンポーネントをプログラミングすることで、データ リソースとやり取りします。
サーバー エクスプローラで使用できるノードの種類を次の表に示します。
ノード |
説明 |
|---|---|
[データ接続] |
サーバーに追加されたデータ接続をすべて一覧表示する、トップレベルのノードです。UNIX または Microsoft Windows オペレーティング システムで実行される Oracle データベースも含め、さまざまな種類のデータベースへのデータ接続を作成できます。詳細については、「方法 : サーバー エクスプローラまたはデータベース エクスプローラで新しいデータ接続を追加する」を参照してください。 |
[子ノード] |
各データ接続の下の子ノードには、そのデータベースにあるデータベース ダイアグラム、テーブル、ビュー、ストアド プロシージャ、および関数の一覧が表示されます。 Visual Studio の一部のエディションでは、使用できるデータベース接続が特定の種類だけに限られています。 |
[サーバー] |
現在使用できるサーバーを一覧表示する、トップレベルのノードです。各サーバー ノードの下には、アプリケーションで使用できるデータベースおよびサーバー リソースが一覧表示されます。詳細については、「方法 : サーバー エクスプローラで新しいサーバーを追加する」を参照してください。 |
[Crystal サービス] |
[サーバー] ノードの子ノードです。使用できる Crystal Report のオプションが一覧表示されます。 |
[イベント ログ] |
[サーバー] ノードの子ノードです。選択した Microsoft Windows 2000 Server または Windows NT Version 4.0 のアプリケーション、セキュリティ、システムの各イベント ログ、およびサーバー上のすべてのカスタム ログが一覧表示されます。詳細については、「EventLog コンポーネントの概要」、「方法 : サーバー エクスプローラでイベント ログを使用する」、および「方法 : サーバー エクスプローラからイベント ビューアを起動する」を参照してください。 |
[メッセージ キュー] |
[サーバー] ノードの子ノードです。選択したサーバーで使用できるメッセージ キューが一覧表示されます。各キューに含まれているメッセージも表示されます。メッセージ キューの詳細については、「方法 : MessageQueue コンポーネントのインスタンスを作成する」および「方法 : サーバー エクスプローラ内でキューを参照する」を参照してください。 |
[パフォーマンス カウンタ] |
[サーバー] ノードの子ノードです。選択した Windows 2000 または Windows NT 4.0 Server のパフォーマンス カウンタが一覧表示されます。詳細については、「方法 : PerformanceCounter コンポーネントのインスタンスを作成する」および「方法 : サーバー エクスプローラでパフォーマンス カウンタを使用する」を参照してください。 |
[サービス] |
[サーバー] ノードの子ノードです。選択した Windows 2000 または Windows NT 4.0 Server に存在するサービスが一覧表示されます。また、各サービスの現在のステータスも表示されます。詳細については、「方法 : ServiceController コンポーネントのインスタンスを作成する」および「方法 : サービスに対して管理タスクを実行する」を参照してください。 |
追加コンポーネント |
一部のコンポーネント プロバイダから、サーバー エクスプローラで使用できる追加コンポーネントが提供されています。詳細については、各コンポーネントのドキュメントを参照してください。 追加コンポーネントは、Visual Studio の一部のエディションでは使用できません。 |
Windows NT サーバーの詳細について
サーバー エクスプローラを通じて使用できる Windows NT サーバーのシステム データの詳細については、[スタート] ボタンをクリックし、[ヘルプ] をクリックして、次のヘルプ トピックを参照してください。
管理ツール
メッセージ キューの概要
Windows NT のコントロール パネルで [管理ツール] を開き、[イベント ビューア]、[パフォーマンス]、および [サービス] の各ノードをダブルクリックして、次のヘルプ トピックを参照してください。
イベント ビューアの概要
パフォーマンス ログと警告の概要
サービスの概要
参照
処理手順
方法 : サーバー エクスプローラからデータベースに接続する
概念
サーバー エクスプローラまたはデータベース エクスプローラにおけるユーザー資格情報とデータ ソースへのアクセス
参照
方法 : サーバー エクスプローラ/データベース エクスプローラにアクセスして初期化する
サーバー エクスプローラまたはデータベース エクスプローラのデータ接続
サーバー エクスプローラまたはデータベース エクスプローラのデータ接続