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方法 : カスタム破線を描画する

更新 : 2007 年 11 月

GDI+ には、破線スタイルがいくつか用意されており、これらのスタイルは DashStyle 列挙体が保持しています。これらの標準の破線スタイル以外の破線が必要な場合は、カスタムの破線パターンを作成できます。

使用例

カスタムの破線を描画するには、ダッシュと空白の長さを配列に格納し、その配列を DashPattern オブジェクトの Pen プロパティの値として割り当てます。配列 {5, 2, 15, 4} に基づいてカスタム破線を描画する例を次に示します。配列の要素にペン幅 5 を掛け合わせると、{25, 10, 75, 20} という結果が得られます。この破線では、25 と 75 の長さのダッシュが交互に、10 および 20 の長さの空白が交互に表示されます。

結果として得られる破線を次の図に示します。破線が点 (405, 5) で終了するように、最後のダッシュの長さを 25 よりも短くする必要があります。

ペン

Dim dashValues As Single() = {5, 2, 15, 4}
Dim blackPen As New Pen(Color.Black, 5)
blackPen.DashPattern = dashValues
e.Graphics.DrawLine(blackPen, New Point(5, 5), New Point(405, 5))

float[] dashValues = { 5, 2, 15, 4 };
Pen blackPen = new Pen(Color.Black, 5);
blackPen.DashPattern = dashValues;
e.Graphics.DrawLine(blackPen, new Point(5, 5), new Point(405, 5));

コードのコンパイル方法

Windows フォームを作成し、フォームの Paint イベントを処理します。前述のコードを Paint イベント ハンドラに貼り付けます。

参照

その他の技術情報

ペンを使用した直線と図形の描画