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方法 : メタファイルを読み込んで表示する

更新 : 2007 年 11 月

Metafile クラスは、Image クラスから継承したクラスで、ベクタ イメージを記録、表示、チェックするためのメソッドが用意されています。

使用例

画面にベクタ イメージ (メタファイル) を表示するには、Metafile オブジェクトと Graphics オブジェクトが必要です。ファイルまたはストリームの名前を Metafile コンストラクタに渡します。Metafile オブジェクトを作成した後に、その Metafile オブジェクトを Graphics オブジェクトの DrawImage メソッドに渡します。

例では、EMF ファイル (拡張メタファイル) から Metafile オブジェクトを作成し、左上隅が (60, 10) の位置にあるイメージを描画します。

指定された位置に描画されたメタファイルを次の図に示します。

イメージ ポジション

Dim metafile As New Metafile("SampleMetafile.emf")
e.Graphics.DrawImage(metafile, 60, 10)

Metafile metafile = new Metafile("SampleMetafile.emf");
e.Graphics.DrawImage(metafile, 60, 10);

コードのコンパイル方法

前述の例は Windows フォームと一緒に使用することが想定されていて、Paint イベント ハンドラのパラメータである PaintEventArgs e が必要です。

参照

その他の技術情報

イメージ、ビットマップ、アイコン、およびメタファイルの操作