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CBitmap::LoadBitmap

更新 : 2007 年 11 月

lpszResourceName で指定したビットマップ リソース、またはアプリケーションが実行できるファイルから nIDResource で指定された ID 番号で識別されるビットマップ リソースを読み込みます。

BOOL LoadBitmap(
   LPCTSTR lpszResourceName 
);
BOOL LoadBitmap(
   UINT nIDResource 
);

パラメータ

  • lpszResourceName
    ビットマップ リソース名を表す NULL で終わる文字列へのポインタ。

  • nIDResource
    ビットマップ リソースのリソース ID 番号。

戻り値

正常終了した場合は 0 以外を返します。それ以外の場合は 0 を返します。

解説

読み込まれたビットマップは CBitmap オブジェクトに結び付けられます。

lpszResourceName で識別されるビットマップが存在しない場合、またはビットマップを読み込むための十分なメモリがない場合は、0 を返します。

LoadBitmap 関数で読み込んだビットマップは、CGdiObject::DeleteObject 関数で削除できます。また、CBitmap デストラクタで自動的に削除することもできます。

wc99t364.alert_caution(ja-jp,VS.90).gif注意 :

デバイス コンテキストに取り込まれているオブジェクトは削除できません。

Windows Versions 3.1 以降に追加されたビットマップは、次のとおりです。

OBM_UPARRROWIOBM_DNARROWIOBM_RGARROWIOBM_LFARROWI

これらのビットマップは、Windows Version 3.0 以前のバージョンのデバイス ドライバにはありません。ビットマップの一覧と表示形式については、Windows SDK を参照してください。

必要条件

ヘッダー : afxwin.h

参照

参照

CBitmap クラス

階層図

CBitmap::LoadOEMBitmap

LoadBitmap

CGdiObject::DeleteObject

その他の技術情報

CBitmap のメンバ