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[検索条件ビルダ] ダイアログ ボックス

更新 : 2007 年 11 月

このダイアログ ボックスを完成すると、Windows アプリケーションの既存のデータ バインド フォームに新しいクエリ (通常はパラメータ クエリ) が追加されます。新しいクエリを指定のテーブルに追加したり、パラメータ値をフォームで入力するためのコントロールを追加することも、これに含まれます (クエリを実行するボタンもフォームに追加されます)。

パラメータ クエリは、クエリ内の WHERE 句の条件を満たすデータを返します。たとえば、顧客一覧をパラメータ化して、顧客の一覧を返す SQL ステートメントの最後に WHERE City = @City を追加すると、特定の都市の顧客のみを表示できます。WHERE 句には、クエリを実行する際に満たさなければならない条件を定義します。SELECT * FROM Customers は Customers テーブル内のすべてのレコードを返し、SELECT * FROM Customers WHERE City = @City は City 列が @City パラメータの値に等しいレコードのみを返します。適切な WHERE 句をクエリの最後に追加します。

一般的な WHERE 句を次に示します。

SELECT * FROM Employees WHERE CompanyName like @CompanyName
SELECT * FROM Employees WHERE (LastName = @Lname) and (FirstName = @Fname)
wta78a9t.alert_note(ja-jp,VS.90).gifメモ :

パラメータ プレースホルダの構文は、データ ソースによって異なります。この例は、SQL Server データ ソースのプレースホルダ (@paramname) を示しています。System.Data.OleDb パラメータと System.Data.Odbc パラメータの代わりに疑問符 (?) プレースホルダを使います (WHERE CompanyName like ?)。

このダイアログ ボックスを表示するには、スマート タグの [クエリの追加] をクリックするか、[データ] メニューの [クエリの追加] をクリックします。

このダイアログ ボックスを使用すると、次の操作を行うことができます。

ユーザー インターフェイス要素の一覧

  • [データ ソース テーブルを選択してください]
    クエリを追加するテーブルをプロジェクトの利用可能なテーブルのドロップダウン リストから選択します。

  • [データを読み込むパラメータ付きクエリを選択してください]
    新規または既存のパラメータ クエリを選択します。

  • [新しいクエリ名]
    新しいパラメータ クエリの名前を入力します。

  • [既存のクエリ名]
    選択したデータ ソース テーブルに対して利用可能なクエリのドロップダウン リストからクエリを選択します。

  • [クエリ テキスト]
    ボタンがクリックされたときに実行する SQL ステートメントを入力します。

    wta78a9t.alert_note(ja-jp,VS.90).gifメモ :

    ウィザードには、SQL クエリを作成するためのビジュアル ツールであるクエリ ビルダが用意されています。

  • [クエリ ビルダ]
    SQL クエリを作成するためのビジュアル ツールであるクエリ ビルダが開きます。詳細については、「クエリおよびビュー デザイナ ツール」を参照してください。

参照

処理手順

チュートリアル : Windows アプリケーションのフォームでのデータの表示

方法 : パラメータ クエリを Windows アプリケーションのフォームに追加する

チュートリアル : Windows アプリケーションのデータ検索フォームの作成

概念

データの表示の概要

その他の技術情報

Visual Studio でのデータへの接続

アプリケーションでデータを受け取る準備

アプリケーションへのデータのフェッチ

Windows アプリケーションのフォームでのデータの表示

アプリケーションでのデータ編集

データの検証

データの保存