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[オプション] (ATL コントロール ウィザード)

更新 : 2007 年 11 月

ここに "検索結果" の概要を挿入します。

ウィザードのこのページを使用して、作成するコントロールの種類とコントロールに含めるインターフェイス サポートのレベルを定義します。

x0dy73ac.alert_note(ja-jp,VS.90).gifメモ :

デバイス プロジェクトでこのウィザードを使用する場合は、「オプションのウィザード オプション (ATL コントロール ウィザード)」を参照してください。

  • [コントロールの種類]
    作成するコントロールの種類。

    • [標準コントロール]: ActiveX コントロール

    • [複合コントロール]: ダイアログ ボックスと同様に、他の ActiveX コントロールや Windows コントロールを含めることができる ActiveX コントロールです。複合コントロールの種類は以下のとおりです。

      • 複合コントロールを実装するダイアログ ボックスのテンプレート

      • 起動時に複合コントロールを自動的に登録するカスタム リソース REGISTRY

      • 複合コントロールを実装する C++ クラス

      • 複合コントロールによって公開される COM インターフェイス

      • 複合コントロールを含む HTML テスト ページ

      既定では、このコントロールは CComControlBase::m_bWindowOnly を true に設定します。この値は、ウィンドウを持つコントロールであることを示します。このコントロールはシンク マップを実装します。詳細については、「DHTML コントロールに対する ATL のサポート」を参照してください。

    • [DHTML コントロール]: ATL DHTML コントロールは、HTML を使用して、ユーザー インターフェイスを指定します。DHTML UI クラスには COM マップが含まれます。既定では、このコントロールは CComControlBase::m_bWindowOnly を true に設定します。この値は、ウィンドウを持つコントロールであることを示します。

      詳細については、「DHTML コントロール プロジェクトの要素の識別」を参照してください。

  • [ライト コントロール]
    ほとんどのコンテナに必須のインターフェイスだけがサポートされます。[ライト コントロール] はすべての種類のコントロールに対して設定できます。ミニマル標準コントロール、ミニマル複合コントロール、およびミニマル DHTML コントロールを作成できます。

  • [集約]
    作成するコントロールに集約サポートを追加します。詳細については、「集約」を参照してください。

    • [はい]: 集約できるコントロールが作成されます。

    • [いいえ]: 集約できないコントロールが作成されます。

    • [アグリゲーションのみ]: 集約を通じてのみインスタンス化されるコントロールが作成されます。

  • [スレッド モデル]
    コントロールで使用するスレッド化モデルを指定します。

    • [シングル]: コントロールは、プライマリ COM スレッドだけで実行されます。

    • [アパートメント]: コントロールは、任意のシングル スレッド アパートメントで作成できます。既定値です。

  • [インターフェイス]
    このコントロールがコンテナに対して公開するインターフェイスの種類。

    • [デュアル]: IDispatch を使用して、または VTBL によって直接、プロパティとメソッドを公開するインターフェイスが作成されます。

    • [カスタム]: VTBL によって直接メソッドを公開するインターフェイスが作成されます。

      [カスタム] を選択すると、コントロールが [オートメーション互換] であることを指定できます。[オートメーション互換] を選択すると、ウィザードによって oleautomation 属性が IDL 内のインターフェイスに追加されます。このインターフェイスは oleaut32.dll 内の汎用マーシャラでマーシャリングできます。詳細については、Windows SDK の「Marshaling Details」を参照してください。

      また、[オートメーション互換] を選択する場合は、コントロール内のすべてのメソッドのすべてのパラメータを VARIANT 互換にする必要があります。

  • [サポート]
    コントロールのその他のサポートを設定します。

    • [接続ポイント]: オブジェクトのクラスを IConnectionPointContainerImpl から派生させ、その派生クラスでソース インターフェイスを公開できるようにすることによって、オブジェクトのコネクション ポイントを有効にします。

    • [ライセンス]: ライセンス処理用のサポートをコントロールに追加します。ライセンス コントロールをホストできるのは、クライアント コンピュータに適切なライセンスがある場合だけです。

参照

参照

ATL コントロール ウィザード