My.Computer.FileSystem.GetDriveInfo メソッド
更新 : 2007 年 11 月
指定されたドライブの DriveInfo オブジェクトを返します。
' Usage
Dim value As System.IO.DriveInfo = My.Computer.FileSystem.GetDriveInfo(drive)
' Declaration
Public Function GetDriveInfo( _
ByVal drive As String _
) As System.IO.DriveInfo
パラメータ
- drive
調べるドライブを指定する String です。必ず指定します。
戻り値
例外
次の条件を満たす場合は、例外が発生する可能性があります。
パスが無効です。1) 長さが 0 の文字列である、2) 空白だけが含まれている、3) 無効な文字が含まれている、4) デバイス パスである (\\.\ で開始されている)、のいずれかの理由が考えられます (ArgumentException)。
パスが Nothing であるため、有効ではありません (ArgumentNullException)。
パスがシステムで定義されている最大長 (PathTooLongException) を超えています。
パス内のファイル名またはフォルダ名にコロン (:) が含まれているか、または形式が無効です (NotSupportedException)。
ユーザーがパスを表示するのに必要なアクセス許可を持っていません (SecurityException)。
解説
DriveInfo クラスはドライブを表し、ドライブ情報を問い合わせるためのメソッドやプロパティを提供します。DriveInfo はどのドライブが利用可能で、そのドライブの種類が何かを判断するために使用します。また、プロパティを問い合わせて、ドライブの容量や使用可能な空き領域を確認できます。
処理手順
My.Computer.FileSystem.GetDriveInfo メソッドに関連するタスクの例を次の表に示します。
目的 |
参照項目 |
---|---|
ドライブのボリューム ラベルを確認する |
|
ドライブの種類を確認する |
|
ドライブの合計サイズを確認する |
|
ドライブの物理的な空き領域を確認する |
|
ドライブのルート フォルダを確認する |
使用例
次の例は、C ドライブの DriveInfo オブジェクトを取得し、それを使用してドライブに関する情報を表示します。
Dim getInfo As System.IO.DriveInfo
getInfo = My.Computer.FileSystem.GetDriveInfo("C:\")
MsgBox("The drive's type is " & getInfo.DriveType)
MsgBox("The drive has " & getInfo.TotalFreeSpace & " bytes free.")
ドライブの種類については、「DriveType」を参照してください。
必要条件
名前空間 : Microsoft.VisualBasic.MyServices
クラス : FileSystemProxy (FileSystem へのアクセスを可能にします)
アセンブリ : Microsoft Visual Basic ランタイム (Microsoft.VisualBasic.dll 内)
使用可能なプロジェクトの種類
プロジェクトの種類 |
使用可/不可 |
---|---|
Windows アプリケーション |
可 |
クラス ライブラリ |
可 |
コンソール アプリケーション |
可 |
Windows コントロール ライブラリ |
可 |
Web コントロール ライブラリ |
可 |
Windows サービス |
可 |
Web サイト |
可 |
アクセス許可
次のアクセス許可が必要になる可能性があります。
アクセス許可 |
説明 |
---|---|
ファイルとフォルダへのアクセス許可を制御します。関連する列挙値 : Unrestricted。 |
詳細については、「コード アクセス セキュリティ」および「アクセス許可の要求」を参照してください。