SiteMapPath Web サーバー コントロールの概要
更新 : 2007 年 11 月
SiteMapPath は、ユーザーに現在のページの場所を示すナビゲーション パス (階層リンクまたはアイブロウとも呼ばれる) を表示し、さらにホーム ページに戻るパスをリンクとして表示します。
このトピックの内容は次のとおりです。
背景
コード例
クラス リファレンス
背景
SiteMapPath コントロールは、サイト マップからナビゲーション データを取得します。このデータには、URL、タイトル、説明、ナビゲーション階層内の位置などの、Web サイト内のページに関する情報が含まれています。ナビゲーション データを 1 か所に格納しておくと、Web サイトのナビゲーション メニューの項目を簡単に追加および削除できます。
Web.sitemap ファイルに含まれるサイト マップ データを次のコード例に示します。
<siteMap>
<siteMapNode title="Home" description="Home" url="~/default.aspx" >
<siteMapNode title="Services" description="Services we offer"
url="~/Services.aspx">
<siteMapNode title="Training" description="Training classes"
url="~/Training.aspx" />
<siteMapNode title="Consulting" description="Consulting services"
url="~/Consulting.aspx" />
</siteMapNode>
</siteMapNode>
</siteMap>
.gif "メモ") メモ : |
|---|
SiteMapPath コントロールのナビゲーション データは、サイト マップに一覧表示されているページ上でのみ表示できます。サイト マップに一覧表示されていないページに SiteMapPath コントロールを配置しても、クライアントには何も表示されません。 |
次のコードを追加すると、SiteMapPath コントロールを Training.aspx ページに追加できます。
<asp:SiteMapPath ID="SiteMapPath1" Runat="server"></asp:SiteMapPath>
ブラウザで Training.aspx ページが表示されると、SiteMapPath コントロールは次のような表示を行います。[ホーム] および [サービス] は、ハイパーリンクとして表示されます。
[ホーム] > [サービス] > [学習]
SiteMapPath コントロールを使用すると、コードやデータ バインディングなしでサイト ナビゲーションを作成できます。このコントロールは、サイト マップ情報の読み込みと表示を自動的に行うことができます。ただし、必要に応じて SiteMapPath コントロールを使用して、サイト マップ データを変更することもできます。詳細については、「方法 : メモリ内のサイトマップ ノードをプログラムで変更する」を参照してください。
SiteMapPath コントロールを使用すると、ユーザーは現在のページからサイト階層で上位にあるページに戻ることができます。ただし、SiteMapPath コントロールを使用して、現在のページからサイト階層の下位にある別のページに進むことはできません。たとえば、ニュースグループ アプリケーションまたは掲示板アプリケーションで SiteMapPath コントロールを使用して、ユーザーが現在閲覧している記事へのパスを表示できます。
コード例
方法 : SiteMapPath Web サーバー コントロールの外観をカスタマイズする
方法 : 複数のサイト マップとサイトマップ プロバイダを設定する
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クラス リファレンス
SiteMapPath コントロールに関連するクラスの一覧を次の表に示します。
メンバ |
説明 |
|---|---|
コントロールのメイン クラスです。 |
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参照
処理手順
方法 : SiteMapPath Web サーバー コントロールの外観をカスタマイズする
方法 : SiteMapDataSource Web サーバー コントロールによって取得されたノードをフィルタ処理する