CStdioFile::ReadString
更新 : 2007 年 11 月
CStdioFile オブジェクトに関連付けられているファイルから nMax-1 文字になるまで、バッファにテキスト データを読み込みます。
virtual LPTSTR ReadString(
LPTSTR lpsz,
UINT nMax
);
virtual BOOL ReadString(
CString& rString
);
パラメータ
lpsz
NULL 文字で終わるテキスト文字列を受け取るために、ユーザーが用意したバッファへのポインタを指定します。nMax
読み込む最大文字数を指定します。最後の NULL 文字は数えません。rString
関数から戻るときに文字列を保持する CString オブジェクトへの参照。
戻り値
テキスト データを保持するバッファへのポインタ。データを読み込まずにファイルの終わりに達した場合は NULL または FALSE (ブール型の場合) を返します。
解説
最初の改行文字を読み込んだとき、読み込みを停止します。このとき、読み込んだ文字数が nMax-1 より少ないときは、バッファに改行文字を格納します。いずれの場合でも、null 文字 ('\0') が付加されます。
CFile::Read も、テキスト モードの入力に使用できますが、キャリッジ リターン/ラインフィードの組み合わせで読み込みが終了することはありません。
.gif "メモ") メモ : |
|---|
この関数の CString バージョンでは、'\n' があればをそれを取り除きます。LPTSTR バージョンでは取り除きません。 |
使用例
CStdioFile f(stdin);
TCHAR buf[100];
f.ReadString(buf, 99);
必要条件
ヘッダー : afx.h