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CFileDialog::GetNextPathName

更新 : 2007 年 11 月

ダイアログ ボックスで選択されているグループから、次のファイル名を取得します。

CString GetNextPathName(
   POSITION& pos 
) const;

パラメータ

  • pos
    前回 GetNextPathName 関数または GetStartPosition 関数を呼び出したときに返された POSITION 値への参照。この値が NULL のときは、リストの終わりを示しています。

戻り値

ファイルの完全パス名を返します。

解説

ファイルのパス名は、ファイルのタイトルと、そのファイルが保存されているディレクトリの完全パスを合わせて作成されます。たとえば、C:\FILES\TEXT.DAT というファイルに対し、GetNextPathName は "C:\FILES\TEXT.DAT" を返します。GetStartPosition を呼び出して初期位置を確定したら、前方に反復処理を行うループで GetNextPathName を使用できます。

1 つのファイルしか選択されていない場合は、そのファイル名が返されます。

必要条件

ヘッダー : afxdlgs.h

参照

参照

CFileDialog クラス

階層図

CFileDialog::GetFileName

CFileDialog::GetStartPosition

その他の技術情報

CFileDialog のメンバ