方法 : ステートメントへのラベル付け
更新 : 2007 年 11 月
ステートメント ブロックは、コロン区切りのコード行から構成されます。識別文字列または識別番号を先頭に付加したコード行は、"ラベル付けされた" と表現されます。ステートメント ラベルは、コード行のマーキングに使用します。このマーキングによって、On Error Goto などのステートメントで使用する行を識別します。
ラベルとして使用できるのは、Visual Basic 2008 の有効な識別子 (プログラミング要素を識別するものなど) または整数リテラルです。ラベルはソース コード行の先頭に記述し、ラベルの直後にはコロンを記述する必要があります。同じ行にステートメントが続くかどうかに関係なく、コロンは必ず記述してください。
コンパイラは、行の先頭が、定義済み識別子と一致するかどうかでラベルを識別します。一致しない場合、コンパイラはそれをラベルと判断します。
ラベルにはそれぞれの宣言空間があり、それぞれの識別子で干渉することはありません。ラベルのスコープは、メソッドの本体です。あいまいな場合は、ラベル宣言が優先されます。
メモ : |
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ラベルは、メソッド内の実行可能なステートメントに対してだけ使用できます。 |
コード行にラベル付けするには
識別子とそれに続くコロンをソース コード行の先頭に置きます。
たとえば、次に示すコード行には、それぞれ Jump と 120 のラベルが付けられています。
Jump: FileOpen(1, "testFile", OpenMode.Input) ' ... 120: FileClose(1)