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Visual C++ 2005 の MASM 機能

更新 : 2007 年 11 月

このトピックでは、Visual C++ 2005 の MASM の新機能の一覧を示します。

MASM

Visual C++ 2005 の MASM の新機能は次のとおりです。

  • MASM の式は、64 ビット値になりました。以前のバージョンの MASM の式は 32 ビット値でした。

  • 関数は、__asm int 3 命令によって、ネイティブでコンパイルされるようになりました。詳細については、「__asm」を参照してください。

  • ALIAS (MASM) が文書化されました。

  • ml.exe と ml64.exe に /ERRORREPORT オプションが追加されました。

  • .FPO が文書化されました。

  • H2INC.exe は、Visual C++ 2005 に同梱されなくなりました。引き続き H2INC を使用する場合は、Visual C++ の以前のバージョンの H2INC.exe を使用してください。

  • IMAGEREL 演算子 が追加されました。

  • 演算子 HIGH32 が追加されました。

  • 演算子 LOW32 が追加されました。

  • ml64.exe は、MASM の x64 アーキテクチャ用のバージョンです。これは、x64 .asm ファイルを x64 オブジェクト ファイルにアセンブルします。x64 コンパイラでは、インライン アセンブリ言語はサポートされません。詳細については、「x64 用 MASM (ml64.exe)」を参照してください。

    ml64.exe (x64) のために次の MASM ディレクティブが追加されました。

    さらに、x64-only 構文を使用して PROC ディレクティブが更新されました。

  • MMWORD ディレクティブが追加されました。

  • /omf (ML.exe コマンドライン オプション) は、/c を意味します。ML.exe は、OMF 形式のオブジェクトのリンクをサポートしません。

  • SEGMENT ディレクティブは、追加の属性をサポートします。

  • SECTIONREL 演算子 が追加されました。

  • XMMWORD ディレクティブが追加されました。

参照

概念

Visual C++ 2005 コンパイラ、言語、およびツールの変更