CDBException クラス
更新 : 2007 年 11 月
データベース クラスから発生する例外状態を表現します。
class CDBException : public CException
解説
このクラスは、発生した例外の原因を調べるためのデータ メンバと、例外について説明するテキスト メッセージを表示するためのデータ メンバの 2 つのパブリック データ メンバを持ちます。CDBException オブジェクトは、データベース クラスのメンバ関数によって構築され、スローされます。
メモ : |
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このクラスは、MFC の ODBC (Open Database Connectivity) クラスの 1 つです。新しい DAO (Data Access Objects) クラスを使う場合は、CDaoException クラスを使ってください。すべての DAO クラスのクラス名は "CDao" で始まります。詳細については、「データ アクセス プログラミング」を参照してください。 |
例外は実行時の異常であり、データ ソースやネットワーク I/O エラーのように、プログラムで制御できない状態が発生します。エラーが発生しても、プログラムが正常な経過をたどっていれば、普通は例外とは考えません。
このオブジェクトには、CATCH 式のスコープ内でアクセスできます。AfxThrowDBException グローバル関数を使うと、独自のコードから CDBException オブジェクトをスローできます。
一般的な例外処理や CDBException オブジェクトの詳細については、「例外処理 (MFC)」と「例外処理 : データベースの例外」を参照してください。
必要条件
ヘッダー : afxdb.h