プロジェクトを使用したアプリケーションの作成
更新 : 2007 年 11 月
プロジェクトは、構成ファイル、およびプログラムまたは最終的なバイナリ ファイルを生成する一連のファイルから成ります。各プロジェクトには、少なくとも 2 つの構成 (デバッグ構成、およびリテール構成またはリリース構成) が含まれます。
プロジェクトはアプリケーションのさまざまな要件に対処するソリューションの各部分です。ソリューションの定義には、複数のプロジェクト間の依存関係が含まれます。また、ソリューションを構成するプロジェクトの配置方法に関する情報も含まれます。これらの定義に基づいて、ソリューション内の複数のプロジェクトで 1 つのアプリケーションを構成します。
アプリケーション ウィザード
新しいプロジェクトの作成に最適な方法は、Visual C++ のアプリケーション ウィザードを使用する方法です。詳細については、「Visual C++ のアプリケーション ウィザードを使用したプロジェクトの作成」を参照してください。
アプリケーション ウィザードを使用せずにプログラムを作成することもできますが、ウィザードにはプロジェクト ファイルと構造の完全なセットが用意されているため、ウィザードを使用すると、すぐにプログラミング機能を使い始めることができます。空のプロジェクトを作成するには、Win32 プロジェクト ウィザードを使用します。このプロジェクトには、独自の .cpp ファイルを追加できます。この方法は、単純なコンソール アプリケーションに適しています。この方法は、単純なコンソール アプリケーションに適しています。
プロジェクト テンプレート
Visual C++ には、共通言語ランタイムと .NET Framework クラス ライブラリで使用できるプロジェクト テンプレートが用意されています。これらのプロジェクト テンプレートには、ユーザー インターフェイスはありませんが、重要なプロジェクト参照とファイルを自動的に追加します。
コード ウィザード
プロジェクトのフレームワークを作成した後に Visual C++ のコード ウィザードを使用すると、クラス、メンバ、関数などの項目をプログラムに追加できます。詳細については、「コード ウィザードを使用した機能の追加」を参照してください。
プロパティ ページ
プロジェクトを作成して項目を追加した後で、そのプロジェクトを作成およびデバッグする方法も指定する場合があります。プロジェクトの設定の変更については、以下のトピックを参照してください。
プロジェクトには、コンパイルと配置の方法を制御する外部的な要素も含まれます。プロジェクトはソリューションの一部であり、Visual Studio によって管理されます。ソリューション内のプロジェクトは、Visual Studio に組み込まれている任意の言語にコーディングできます。以下に示すプロジェクトの 4 つの要素は、より大規模な Visual Studio の開発環境で定義されます。