方法 : TextBox Web サーバー コントロールに複数行入力を指定する
更新 : 2007 年 11 月
複数行の TextBox コントロールを使用すると、ユーザーはワード ラップ、垂直のスクロール、および水平のスクロールがサポートされているボックスに情報を入力できます。
複数行 TextBox Web サーバー コントロールを作成するには
TextBox コントロールの TextMode プロパティを Multiline に設定します。コードで、TextMode 列挙値を使用して、テキスト モードに設定します。
次のプロパティを設定して、コントロールのサイズを設定します。
Height にピクセル値を設定するか、または Rows に行数を設定します。
メモ :
Height プロパティと Width プロパティは、カスケード スタイル シート (CSS: Cascading Style Sheet) スタイルをサポートしないブラウザでは機能しません。
これらのプロパティを設定しても、入力できる文字数または行数は制限されず、表示される数だけが制限されます。このコントロールでは常に垂直スクロール バーを表示します。Height と Width は、Rows と Columns よりも優先されます。
メモ :
既定では、複数行の TextBox コントロールには垂直スクロール バーが表示されます。スクロール バーを非表示にするには、スタイル属性 overflow: hidden を設定します。HTML ビューのコントロールの宣言構文の例を次に示します。
<asp:TextBox id="TextBox1" style="Z-INDEX: 101; LEFT: 56px; OVERFLOW: hidden; POSITION: absolute; TOP: 72px" runat="server" TextMode="MultiLine"></asp:TextBox>
コントロールの Wrap プロパティを設定して、ワード ラップ動作を設定します。true に設定した場合、テキストは (復帰またはライン フィードを埋め込まなくても) 自動的に折り返されます。false に設定した場合、テキストは折り返されません。改行するには、Enter キーを押して復帰またはライン フィードを埋め込む必要があります。Wrap プロパティを false に設定すると、コントロールに水平スクロール バーが表示されます。
メモ :
MaxLength プロパティは複数行のテキスト ボックスには適用されません。