反映されたメッセージの処理方法
更新 : 2007 年 11 月
メッセージ リフレクションを使うと、コントロール自体の内部で WM_CTLCOLOR、WM_COMMAND、WM_NOTIFY などのメッセージを処理できます。これによって、コントロールは独立性と移植性が高くなります。この機構は、ActiveX コントロール (かつての OLE コントロール) にも Windows コモン コントロールにも有効です。
メッセージ リフレクションを使うと、CWnd からの派生クラスを再利用しやすくなります。メッセージ リフレクションは、CWnd::OnChildNotify を経由し、メッセージ マップの特殊な ON_XXX_REFLECT エントリ (ON_CTLCOLOR_REFLECT や ON_CONTROL_REFLECT など) を使って動作します。メッセージ リフレクションの詳細については、「テクニカル ノート 62: Windows コントロールへのメッセージ リフレクション (メッセージ返送)」を参照してください。