方法 : メッセージと共に取得するプロパティを指定する

更新 : 2007 年 11 月

MessageQueue コンポーネントのインスタンスを作成するときには、一連のプロパティを設定して、コンポーネントがキューからメッセージを取得するときにどのプロパティを取得するかを指定できます。これらのプロパティは、MessagePropertyFilter というクラスに含まれ、Message クラスの実際のプロパティに対応しています。これらのプロパティのいずれかを true に設定すると、コンポーネントは、キューからメッセージが削除されるたびに対応するプロパティを取得します。

ヒント :
取得したメッセージの一部のプロパティにアクセスする必要がなく、パフォーマンスを向上させたい場合には、MessagePropertyFilter を false に設定します。

既定では、メッセージと共に取得されるプロパティには、メッセージの送信時刻と到着時刻、メッセージのいくつかの識別子、メッセージのラベル、応答キュー、およびメッセージの本文を示すプロパティが含まれます。

メッセージと共に取得するプロパティを指定するには

1. MessageQueue コンポーネントのインスタンスを作成し、その Path プロパティに、参照するキューを設定します。詳細については、「方法 : MessageQueue コンポーネントのインスタンスを作成する」を参照してください。

2. [プロパティ] ウィンドウで [MessageReadPropertyFilter] ノードを選択します。

3. 取得するプロパティの値を true に設定します。

   メモ :
   これはコードでも設定できます。その場合は、SetAll メソッドを使用してすべてのフィルタ プロパティを true に設定するか、ClearAll メソッドを使用してすべてのフィルタ プロパティを false に設定します。

参照

処理手順

方法 : プログラムでメッセージを取得する

方法 : メッセージをピークする

方法 : メッセージを非同期で取得する

方法 : MessageQueue コンポーネントのインスタンスを作成する

その他の技術情報

メッセージの読み取りと受信