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[ローカル IIS] タブ ([場所の選択] または [Web サイトを開く] ダイアログ ボックス)

更新 : 2007 年 11 月

このダイアログ ボックスでは、新しい Web サイトを作成したり、インターネット インフォメーション サービス (IIS: Internet Information Services) が稼動しているローカル コンピュータで既存の Web サイトを開いたりできます。ダイアログ ボックスのタイトルは、Web サイトを作成する場合と開く場合では異なります。

  • 既存の Web サイトを開く場合、ダイアログ ボックスのタイトルは [Web サイトを開く] になります。

  • 新しいリモート Web サイトを作成している場合、ダイアログ ボックスのタイトルは [場所の選択] になります。

Web サイトを開いているときにこのダイアログ ボックスを表示するには

  1. Microsoft Visual Web Developer で、[ファイル] メニューの [Web サイトを開く] をクリックします。

    [Web サイトを開く] ダイアログ ボックスが表示されます。

  2. [ローカル IIS] タブをクリックします。

Web サイトを作成しているときにこのダイアログ ボックスを表示するには

  1. Visual Web Developer で、[ファイル] メニューの [新しい Web サイト] をクリックします。

    [新しい Web サイト] ダイアログ ボックスが表示されます。

  2. [参照] をクリックし、[ローカル IIS] タブをクリックします。

ytf90h82.alert_note(ja-jp,VS.90).gifメモ :

IIS がローカル コンピュータにインストールされていない場合、"IIS はこのコンピュータにインストールされていません" というエラー メッセージが [ローカル IIS] タブに表示されます。Web サイトを作成している場合、[ファイル システム] タブをクリックして Web サイトを作成すると、ASP.NET 開発サーバーを使用してその Web サイトをテストできます。詳細については、「ファイル システム Web サイト」を参照してください。

処理手順

UI 要素

  • [開く Web サイトの選択]
    ツリー ビューを使用して、Web サイトを開いたり、作成したりする場所に移動します。[新しいフォルダの作成] ツールヒントとして識別される右上端のボタンをクリックすると、新しいフォルダを作成できます。

    ytf90h82.alert_note(ja-jp,VS.90).gifメモ :

    ツリー ビューには、使用している IIS サーバーで定義した仮想 Web サーバーの一覧が表示されます。この中から 1 つを選択して開くか、Web アプリケーションを追加できます。

  • [新しい Web アプリケーションの作成] ボタン
    このボタンは、その上にマウス ポインタを移動しない限りラベルが表示されません。このボタンをクリックすると、ツリー ビューで現在選択しているフォルダの下に新しい Web サイトが作成されます。このフォルダは、自動的に IIS アプリケーションとしてマークされます。

  • [新しい仮想ディレクトリの作成] ボタン
    このボタンは、その上にマウス ポインタを置かないとラベルが表示されません。このボタンをクリックすると、[新規仮想ディレクトリ] ダイアログ ボックスが表示されます。このダイアログ ボックスでは、IIS 仮想フォルダのエイリアスとパスを指定できます。これにより、任意のフォルダに格納されているファイルを指す IIS アプリケーションを作成できます。

  • [削除] ボタン
    このボタンは、その上にマウス ポインタを置かないとラベルが表示されません。このボタンは、[開く Web サイトの選択] ウィンドウ内のディレクトリ構造で強調表示されているフォルダを削除します。次の点に注意してください。

    • ファイルが Web ルート (通常は、inetpub\wwwroot) に格納されている IIS Web アプリケーションを削除すると、Visual Web Developer によりアプリケーションの IIS メタベース情報と、そのアプリケーションのフォルダおよびファイルが削除されます。

    • 仮想ディレクトリを削除する場合、仮想ディレクトリの情報は IIS メタベースから削除されますが、仮想ディレクトリが指すフォルダとファイルは、すべてそのままになります。

  • [OK] ボタン
    このボタンをクリックすると、構成した URL が前のダイアログ ボックスに送信されます。送信先のダイアログ ボックスでは、Web サイトを引き続き作成するかオープンできます。

  • [Secure Sockets Layer を使用する]
    Visual Web Developer では、http:// プロトコルではなく https:// プロトコルを使用して、ページを実行する必要があることを指定します。

    ブラウザと Web サーバー間で機密情報を送信する必要のある Web サイトでは、Secure Sockets Layer (SSL) が使用されます。

参照

概念

Visual Web Developer における Web サイトの種類

Windows Vista での IIS 7.0 および Visual Studio を使用した Web アプリケーションの実行

参照

[新しい Web サイト] ダイアログ ボックス