一般的なクラス デザインの考え方
更新 : 2007 年 11 月
Microsoft Windows は C++ 言語が普及するずっと以前にデザインされました。何千というアプリケーションが Windows の C 言語アプリケーション プログラミング インターフェイス (API) を利用しているため、今後しばらくの間はこのインターフェイスをサポートすることになるでしょう。その結果 C++ の Windows インターフェイスは、従来の C 言語 API の上に作ることになります。これによって C++ のアプリケーションと C のアプリケーションの共存が保証されます。
Microsoft Foundation Class ライブラリは、次のようなデザイン上の利点を持った Windows 用のオブジェクト指向インターフェイスです。
Windows アプリケーションを記述するための労力を大幅に減少。
C 言語 API に匹敵する実行速度。
コード サイズのオーバーヘッドの最小化。
Windows のどの C 関数でも直接呼び出せる機能。
既存の C アプリケーションをより簡単に C++ に変換できる機能。
Windows の C 言語によるプログラミング経験を活用できる機能。
C 言語よりも C++ 言語で、より簡単に Windows API を使える。
ActiveX コントロール、データベース サポート、印刷、ツール バー、ステータス バーなどの複雑な機能に対する、使いやすく強力な抽象化。
C++ 言語の特性が効果的に利用できる、C++ のための真の Windows API。
MFC ライブラリのデザインの詳細については、次の項目を参照してください。