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CodeVariable.InitExpression プロパティ

要素の初期化コードを定義するオブジェクトを設定または取得します。

名前空間:  EnvDTE
アセンブリ:  EnvDTE (EnvDTE.dll 内)

構文

'宣言
Property InitExpression As Object
    Get
    Set
Object InitExpression { get; set; }
property Object^ InitExpression {
    Object^ get ();
    void set (Object^ value);
}
abstract InitExpression : Object with get, set
function get InitExpression () : Object
function set InitExpression (value : Object)

プロパティ値

型: System.Object
コード変数の初期化式を定義するオブジェクト。

解説

値は、文字列、または式オブジェクトの CodeElement であることが必要です。 この値に文字列を設定すると、プロパティの実装によって、変数に初期化式がない場合に等号やセミコロンなどの必要な構文が挿入されます。

言語や、渡した文字列に対して実行される構文チェックまたは意味のチェックによっては、このプロパティを設定すると失敗する場合があります。 言語による文字列のチェックは必ず行われるわけではなく、文字列は必然的に言語に依存するため、文字列に誤った形式の内容が含まれていると、このプロパティの設定が未定義の動作の原因になる可能性があります。

このプロパティに CodeElement を設定した場合、CodeElement を新しく作成する必要があるかどうかは、コード モデルの言語の実装によって決まります。 一部の言語では、既にソース ファイルにある CodeElement を渡すと、コピーの意味が実装される場合があります。

注意

特定の種類の編集を行うと、クラス、構造体、関数、属性、デリゲートなどのコード モデル要素が非確定的な値になる場合があります。つまり、これらの要素の値は、常に同じ値になるとは限りません。 詳細については、「コード モデルを使用したコードの調査 (Visual Basic)」で、コード モデル要素値を変更する方法についての説明を参照してください。

Sub InitExpressionExample(ByVal dte As DTE2)

    ' Before running this example, open a code document from a project
    ' and place the insertion point inside a class definition.
    Try
        ' Retrieve the CodeClass at the insertion point.
        Dim sel As TextSelection = _
            CType(dte.ActiveDocument.Selection, TextSelection)
        Dim cls As CodeClass = _
            CType(sel.ActivePoint.CodeElement( _
            vsCMElement.vsCMElementClass), CodeClass)

        ' Create and initialize a new member variable.
        Dim byt As CodeVariable = _
            cls.AddVariable("var1", vsCMTypeRef.vsCMTypeRefByte)
        byt.InitExpression = "255"
    Catch ex As Exception
        MsgBox(ex.Message)
    End Try

End Sub
public void InitExpressionExample(DTE2 dte)
{
    // Before running this example, open a code document from a project
    // and place the insertion point inside a class definition.
    try
    {
        // Retrieve the CodeClass at the insertion point.
        TextSelection sel = 
            (TextSelection)dte.ActiveDocument.Selection;
        CodeClass cls = 
            (CodeClass)sel.ActivePoint.get_CodeElement(
            vsCMElement.vsCMElementClass);

        // Create and initialize a new member variable.
        CodeVariable byt = cls.AddVariable("var1", 
            vsCMTypeRef.vsCMTypeRefByte, -1, 
            vsCMAccess.vsCMAccessPublic, null);
        byt.InitExpression = "255";
    }
    catch (Exception ex)
    {
        MessageBox.Show(ex.Message);
    }
}

.NET Framework セキュリティ

  • 直前の呼び出し元に対する完全な信頼。 このメンバーは、部分的に信頼されているコードから使用することはできません。 詳細については、「部分信頼コードからのライブラリの使用」を参照してください。

参照

参照

CodeVariable インターフェイス

EnvDTE 名前空間

その他の技術情報

方法 : オートメーション オブジェクト モデルのコード例をコンパイルおよび実行する

コード モデルを使用したコードの調査 (Visual Basic)

コード モデルを使用したコードの調査 (Visual C#)