ListObject インターフェイス
ListObject コントロールは、一連の行および列にデータを表示します。
名前空間: Microsoft.Office.Tools.Excel
アセンブリ: Microsoft.Office.Tools.Excel (Microsoft.Office.Tools.Excel.dll 内)
構文
'宣言
<GuidAttribute("48eb309a-698d-4d40-95af-d9d083e63d30")> _
Public Interface ListObject _
Inherits IBindableComponent, IComponent, IDisposable, ISupportInitialize
[GuidAttribute("48eb309a-698d-4d40-95af-d9d083e63d30")]
public interface ListObject : IBindableComponent,
IComponent, IDisposable, ISupportInitialize
ListObject 型で公開されるメンバーは以下のとおりです。
プロパティ
名前 | 説明 | |
---|---|---|
_Default | インフラストラクチャ。 | |
Active | ワークシート上の ListObject コントロールがアクティブかどうか、つまり、アクティブ セルが ListObject コントロールの範囲内にあるかどうかを示す値を取得します。 | |
AlternativeText | 指定した表の説明 (代替) テキスト文字列を取得または設定します。このプロパティは Excel 2010 プロジェクトのみで使用できます。 | |
Application | Microsoft Office Excel アプリケーションまたは ListObject の作成元を表す Application を取得します。 | |
AutoFilter | フィルター処理されたテーブルを取得します。 | |
AutoSelectRows | SelectedIndex が変更されたときに行全体を選択するかどうかを示す値を取得または設定します。 | |
AutoSetDataBoundColumnHeaders | 列ヘッダーがデータ ソースと一致するように自動的に設定されるかどうかを示す値を取得または設定します。 | |
BindingContext | IBindableComponent の CurrencyManager のコレクションを取得または設定します。 (IBindableComponent から継承されます。) | |
Comment | ListObject に関連付けられたコメントを取得または設定します。 | |
Container | インフラストラクチャ。 | |
Creator | この ListObject が作成されたアプリケーションを取得します。 | |
DataBindings | このIBindableComponent のデータ バインディング オブジェクトのコレクションを取得します。 (IBindableComponent から継承されます。) | |
DataBodyRange | リスト内のヘッダー行と挿入行の間のデータ領域が含まれる範囲を表す Range を取得します。 | |
DataBoundFormat | データ バインド ListObject コントロールの書式スタイルを取得または設定します。 | |
DataBoundFormatSettings | 指定された XlRangeAutoFormat のうち、ListObject コントロールに適用する FormatSettings を取得または設定します。 | |
DataMember | 複数メンバーを持つデータ ソースのメンバーのうち、ListObject コントロールにバインドする特定のデータ メンバーを取得または設定します。 | |
DataSource | コントロール内の各項目に入る値一式のソースを取得または設定します。 | |
DefaultDataSourceUpdateMode | 既定の DataSourceUpdateMode を取得または設定します。 | |
DisplayName | 表示される名前を取得または設定します。 | |
DisplayRightToLeft | ListObject が左から右ではなく右から左に表示されるかどうかを示す値を取得します。 | |
HeaderRowRange | ヘッダー行の範囲を表す Range を取得します。 | |
InnerObject | Microsoft.Office.Tools.Excel.ListObject の基になるネイティブ オブジェクトを表す Microsoft.Office.Interop.Excel.ListObject を取得します。 | |
InsertRowRange | ListObject コントロールに挿入行がある場合、挿入行を表す Range を取得します。 | |
IsBinding | データ バインディングがアクティブであるかどうかを示す値を取得します。 | |
IsSelected | ListObject が選択されているかどうかを示す値を取得します。 | |
ListColumns | ListObject コントロール内のすべての列を表す ListColumns コレクションを取得します。 | |
ListRows | ListObject コントロール内のすべてのデータ行を表す ListRows オブジェクトを取得します。 | |
MappedColumns | インフラストラクチャ。 | |
Name | ListObject コントロールの名前を取得または設定します。 | |
Parent | ListObject コントロールの親オブジェクトを取得します。 | |
QueryTable | ListObject コントロールにリスト サーバーへのリンクを提供する QueryTable を取得します。 | |
Range | ListObject が適用される範囲を表す Range を取得します。 | |
SaveSortOrder | ListObject コントロールの行の順序がワークシートに保存されるかどうかを示す値を取得または設定します。 | |
SelectedIndex | 現在選択されている行のインデックスを取得または設定します。 | |
SharePointURL | 指定の ListObject コントロールの SharePoint リストの URL を取得します。 | |
ShowAutoFilter | オートフィルターが表示されるかどうかを示す値を取得または設定します。 | |
ShowHeaders | ヘッダー情報を表示するかどうかを示す値を取得または設定します。 | |
ShowTableStyleColumnStripes | [列の縞] テーブル スタイルを使用するかどうかを示す値を取得または設定します。 | |
ShowTableStyleFirstColumn | 最初の列を書式設定するかどうかを示す値を取得または設定します。 | |
ShowTableStyleLastColumn | 最後の列を書式設定するかどうかを示す値を取得または設定します。 | |
ShowTableStyleRowStripes | [行の縞] テーブル スタイルを使用するかどうかを示す値を取得または設定します。 | |
ShowTotals | 合計行が表示されるかどうかを示す値を取得または設定します。 | |
Site | IComponent に関連付けられた ISite を取得または設定します。 (IComponent から継承されます。) | |
Sort | ListObject コレクションの並べ替え列と並べ替え順序を取得します。 | |
SourceType | リストの現在のソースを取得します。 | |
Summary | 指定した表の代替テキスト文字列に関連付けられている説明を取得または設定します。このプロパティは Excel 2010 プロジェクトのみで使用できます。 | |
TableStyle | テーブル スタイルを取得または設定します。 | |
Tag | Tag コントロールについてのデータを格納するオブジェクトを取得または設定します。 | |
TotalsRowRange | ListObject コントロールの合計行を表す Range を取得します。 | |
XmlMap | リストに使用されるスキーマ マップを表す XmlMap を取得します。 |
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メソッド
名前 | 説明 | |
---|---|---|
BeginInit | 初期化の開始を通知するシグナルをオブジェクトに送信します。 (ISupportInitialize から継承されます。) | |
Delete | 動的に作成された ListObject コントロールを削除し、ワークシートからセル データを消去し、ControlCollection からコントロールを削除します。 | |
Disconnect | ListObject コントロールからデータ バインディングを削除します。 | |
Dispose | アンマネージ リソースの解放およびリセットに関連付けられているアプリケーション定義のタスクを実行します。 (IDisposable から継承されます。) | |
EndInit | 初期化の完了を通知するシグナルをオブジェクトに送信します。 (ISupportInitialize から継承されます。) | |
ExportToVisio | ListObject を Visio にエクスポートします。 | |
Publish | Microsoft Windows SharePoint Services を実行しているサーバーに ListObject コントロールを公開します。 | |
Refresh | Microsoft Windows SharePoint Services を実行しているサーバーからの現在のデータおよびスキーマで、ListObject コントロールを更新します。 | |
RefreshDataRow | 指定されたデータ行に関連付けられている ListObject データ行を更新します。 | |
RefreshDataRows | データ ソースのデータで ListObject 内のすべての行を更新します。 | |
ResetPersistedBindingInformation | ListObject コントロールに対してユーザーが行った変更に関する情報を消去します。 | |
Resize | ListObject コントロールを新しい範囲にサイズ変更できるようにします。 | |
SetDataBinding(Object) | ListObject コントロールをデータ ソースにバインドします。 | |
SetDataBinding(Object, String) | ListObject コントロールをデータ ソースの指定のデータ メンバーにバインドします。 | |
SetDataBinding(Object, String, array<String[]) | ListObject コントロールをデータ ソースの指定のデータ メンバーにバインドし、そのデータ メンバーの指定の列のみを表示します。 | |
Unlink | ListObject コントロールから Microsoft Windows SharePoint Services サイトへのリンクを削除します。 | |
Unlist | Microsoft.Office.Interop.Excel.ListObject コントロールからリスト機能を削除します。 | |
UpdateChanges | Microsoft Windows SharePoint Services サイト上のリストを、ワークシート内の ListObject コントロールに対する変更で更新します。 |
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イベント
名前 | 説明 | |
---|---|---|
BeforeAddDataBoundRow | データにバインドしている ListObject コントロールに新しい行が追加される直前に発生します。 | |
BeforeDoubleClick | ListObject コントロールがダブルクリックされたときに、既定のダブルクリック処理が行われる前に発生します。 | |
BeforeRightClick | ListObject コントロールが右クリックされたときに、既定の右クリック処理が行われる前に発生します。 | |
BindingContextChanged | インフラストラクチャ。 | |
Change | ListObject コントロールに変更があったときに発生します。 | |
DataBindingFailure | ListObject コントロールのデータ バインディングの失敗を引き起こす条件において発生します。 | |
DataMemberChanged | DataMember プロパティの値が変化したときに発生します。 | |
DataSourceChanged | DataSource プロパティの値が変化したときに発生します。 | |
Deselected | ListObject コントロールから ListObject コントロールの外側に選択項目が移動すると発生します。 | |
Disposed | コンポーネントの Disposed イベントを処理するメソッドを表します。 (IComponent から継承されます。) | |
ErrorAddDataBoundRow | データ バインド ListObject コントロールにユーザーが行を追加しようとし、追加できなかった場合に発生します。 | |
OriginalDataRestored | ユーザーが許可されていない操作を実行した後、ListObject コントロールが元の状態に戻される場合に発生します。 | |
Selected | ListObject コントロールが選択されると発生します。 | |
SelectedIndexChanged | SelectedIndex プロパティの値が変化したときに発生します。 | |
SelectionChange | ListObject コントロールの内部で選択が変わったときに発生します。 |
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解説
詳細については、「ListObject コントロール」を参照してください。
注意
これは、Visual Studio Tools for Office ランタイムによって実装されたインターフェイスです。 コードに実装されるものではありません。 詳細については、「Visual Studio Tools for Office Runtime の概要」を参照してください。
使用方法
ここでは、.NET Framework 4 を対象とする Office プロジェクトで使用される型のバージョンについて説明します。.NET Framework 3.5 を対象とするプロジェクトでは、この型のメンバーが異なること、およびこのコード例が動作しないことがあります。 .NET Framework 3.5 を対象とするプロジェクトの型の詳細については、Visual Studio 2008 ドキュメントの参照セクション https://go.microsoft.com/fwlink/?LinkId=160658 を参照してください。