次の方法で共有


/lib

アセンブリの参照場所を指定します。

/lib:dir1[, dir2]

引数

  • dir1
    参照先アセンブリが現在の作業ディレクトリ (コンパイラを起動したディレクトリ) または共通言語ランタイムのシステム ディレクトリにない場合に、コンパイラが探すディレクトリ。

  • dir2
    アセンブリ参照を検索する 1 つ以上の追加ディレクトリ。 追加のディレクトリ名はコンマまたはセミコロンで区切ります。

解説

/lib オプションでは、/reference オプションを通じて参照されるアセンブリの場所を指定します。

コンパイラは、完全には修飾されていないアセンブリ参照を次の順序で検索します。

  1. 現在の作業ディレクトリ。 これは、コンパイラが起動されるディレクトリです。

  2. 共通言語ランタイムのシステム ディレクトリ。

  3. /lib で指定したディレクトリ。

  4. LIB 環境変数で指定したディレクトリ。

アセンブリ参照を指定するには、/reference を使用します。

/lib は追加して指定できます。繰り返して指定すると前の値に追加されます。

使用例

t2.js をコンパイルして .exe を作成する例を次に示します。 コンパイラは、作業ディレクトリと C ドライブのルート ディレクトリでアセンブリ参照を探します。

jsc /lib:c:\ /reference:t2.dll t2.js

参照

その他の技術情報

JScript コンパイラ オプション