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CStringT::Format

sprintf が C スタイルの文字配列に書式化されたデータを設定する場合と同じ方法で、書式付きデータを CStringT に書き込みます。

void __cdecl Format(
   UINT nFormatID,
   [, argument]...
);
void __cdecl Format(
   PCXSTR pszFormat,
   [, argument]...
);

パラメーター

  • nFormatID
    同一の書式指定文字列が含まれている文字列リソース識別子。

  • pszFormat
    書式指定文字列。

  • argument
    省略可能な引数。

解説

この関数は、一連の文字と値を書式化し、CStringT に格納します。 オプションの引数が指定されている場合、各オプション引数は、pszFormat の対応する書式指定に従って、または nFormatID によって識別される文字列リソースの書式に従って変換され、出力されます。

文字列オブジェクト自体をパラメーターとして Format に渡すと、呼び出しは失敗します。 たとえば、次のコードの結果は保証されません。

CAtlString str = _T("Some Data");
str.Format(_T("%s%d"), str, 123);   
// Attention: str is also used in the parameter list.   

詳細については、「printf 関数と wprintf 関数の書式指定フィールド」および「sprintf、_sprintf_l、swprintf、_swprintf_l、__swprintf_l」を参照してください。

使用例

// typedef CStringT<TCHAR, StrTraitATL<TCHAR, ChTraitsCRT<TCHAR>>> CAtlString;
CAtlString str;

str.Format(_T("Floating point: %.2f\n"), 12345.12345);
_tprintf_s(_T("%s"), (LPCTSTR) str);

str.Format(_T("Left-justified integer: %.6d\n"), 35);
_tprintf_s(_T("%s"), (LPCTSTR) str);

必要条件

**ヘッダー:**cstringt.h

参照

参照

CStringT クラス

sprintf、_sprintf_l、swprintf、_swprintf_l、__swprintf_l

その他の技術情報

CStringT のメンバー