AfxFormatString1
指定された文字列リソースを読み込み、lpsz1 で指している文字列で文字列 "%1" を置き換えます。
void AfxFormatString1(
CString& rString,
UINT nIDS,
LPCTSTR lpsz1
);
パラメーター
rString
置き換えが実行された後の結果文字列を保持する CString オブジェクトへの参照。nIDS
置き換えが実行されるテンプレート文字列のリソース ID。lpsz1
テンプレート文字列内の書式指定文字 "%1" を置き換える文字列。
解説
新しく生成された文字列は rString に格納されます。 たとえば、ストリング テーブル内の文字列が "File %1 not found" で、lpsz1 が "C:\MYFILE.TXT" のとき、rString には文字列 "File C:\MYFILE.TXT not found" が格納されます。 この関数はメッセージ ボックスやその他のウィンドウに送られた文字列をフォーマットするときに役立ちます。
書式指定文字 "%1" が文字列内に複数あるときは、複数の置き換えが実行されます。
使用例
void DisplayFileNotFoundMessage(LPCTSTR pszFileName)
{
CString strMessage;
// The IDS_FILENOTFOUND string resource contains "Error: File %1 not found"
AfxFormatString1(strMessage, IDS_FILENOTFOUND, pszFileName);
// In the previous call, substitute the actual file name for the
// %1 placeholder
AfxMessageBox(strMessage); // Display the error message
}
必要条件
**ヘッダー:**afxwin.h