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コントロール バー クラス

コントロール バーはフレーム ウィンドウに関連付けられています。 コントロール バーには、ボタン、ステータス ペイン、またはダイアログ テンプレートが含まれています。 ツール パレットとも呼ばれるフローティングのコントロール バーは、CMiniFrameWnd オブジェクトに関連付けられることにより実装されます。

フレームワーク コントロール バー

これらのコントロール バーは MFC フレームワークの必須の部分です。 これらは、フレームワークと統合されているため、Windows コントロール バーより使いやすく、強力です。 ほとんどの MFC アプリケーションでは、Windows コントロール バーよりもこれらのコントロール バーを使用しています。

  • CControlBar
    このセクションに表示された MFC コントロール バーの基本クラス。 コントロール バーはフレーム ウィンドウの端に整列されるウィンドウです。 コントロール バーには、HWND を基にする子コントロール、またはツール バー ボタンのような HWND を基にしないコントロールのいずれかが含まれます。

  • CDialogBar
    ダイアログ ボックス テンプレートを基にしたコントロール バー。

  • CReBar
    コントロールのフォーム内に追加の子ウィンドウを含むことができるツール バーをサポートします。

  • CToolBar
    HWND を基にしないビットマップ コマンド ボタンを持つツール バー コントロール ウィンドウ。 ほとんどの MFC アプリケーションでは CToolBarCtrl ではなくこのクラスを使用します。

  • CStatusBar
    ステータス バー コントロール ウィンドウの基本クラス。 ほとんどの MFC アプリケーションでは CStatusBarCtrl ではなくこのクラスを使用します。

Windows コントロール バー

これらのコントロール バーは対応する Windows コントロールの Thin ラッパーです。 これらはフレームワークと統合されていないため、前述のコントロール バーより使用するのが困難です。 ほとんどの MFC アプリケーションは、前述のコントロール バーを使います。

  • CRebarCtrl
    CRebar オブジェクトの内部制御を実装します。

  • CStatusBarCtrl
    通常、複数のペインに分けられ、アプリケーションがステータス情報を表示できる横長のウィンドウです。

  • CToolBarCtrl
    Windows ツール バー コモン コントロールの機能が用意されています。

関連クラス

  • CToolTipCtrl
    アプリケーションのツールの用途を説明した、1 行のテキストを表示する小さなポップアップ ウィンドウ。

  • CDockState
    コントロール バーのドッキング状態データの永続ストレージを処理します。

参照

概念

クラス ライブラリの概要