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方法 : Word の表に行と列を追加する

Microsoft Office Word では、表のセルが行と列で構成されます。 表に行を追加するには、Rows オブジェクトの Add メソッドを使用し、列を追加するには Columns オブジェクトの Add メソッドを使用します。

対象: このトピックの情報は、Word 2007 と Word 2010 のドキュメント レベルのプロジェクトおよびアプリケーション レベルのプロジェクトに適用されます。詳細については、「Office アプリケーションおよびプロジェクト タイプ別の使用可能な機能」を参照してください。

ドキュメント レベルのカスタマイズの例

ドキュメント レベルのカスタマイズで使用できるコード例を次に示します。 これらのコード例を使用するには、プロジェクトの ThisDocument クラスからコードを実行します。 これらの例は、カスタマイズに関連するドキュメントに、少なくとも 1 つの表が既にあることを前提としています。

表に行を追加するには

  • Add メソッドを使用して表に行を追加します。

    Me.Tables.Item(1).Rows.Add()
    
    this.Tables[1].Rows.Add(this.Tables[1].Rows[1]);
    

表に列を追加するには

  • Add メソッドを使用し、次に DistributeWidth メソッドを使用して、すべての列を同じ幅にします。

    Me.Tables.Item(1).Columns.Add(BeforeColumn:=Me.Tables.Item(1).Columns(1))
    Me.Tables.Item(1).Columns.DistributeWidth()
    
    this.Tables[1].Columns.Add(this.Tables[1].Columns[1]); 
    this.Tables[1].Columns.DistributeWidth();
    

アプリケーション レベルのアドインの例

アプリケーション レベルのアドインで使用できるコード例を次に示します。 これらのコード例を使用するには、プロジェクトの ThisAddIn クラスからコードを実行します。 これらの例は、アクティブ ドキュメントに、少なくとも 1 つの表が既にあることを前提としています。

表に行を追加するには

  • Add メソッドを使用して表に行を追加します。

    Me.Application.ActiveDocument.Tables.Item(1).Rows.Add()
    
    this.Application.ActiveDocument.Tables[1].Rows.Add(
        this.Application.ActiveDocument.Tables[1].Rows[1]);
    

表に列を追加するには

  • Add メソッドを使用し、次に DistributeWidth メソッドを使用して、すべての列を同じ幅にします。

    Me.Application.ActiveDocument.Tables.Item(1).Columns.Add( _
        BeforeColumn:=Me.Application.ActiveDocument.Tables.Item(1).Columns(1))
    Me.Application.ActiveDocument.Tables.Item(1).Columns.DistributeWidth()
    
    this.Application.ActiveDocument.Tables[1].Columns.Add(
        this.Application.ActiveDocument.Tables[1].Columns[1]);
    this.Application.ActiveDocument.Tables[1].Columns.DistributeWidth();
    

参照

処理手順

方法 : Word の表の作成

方法 : Word の表のセルにテキストと書式設定を追加する

方法 : Document プロパティを Word の表に読み込む