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CTreeCtrl::GetNextItem

パラメーター hItem との間に nCode で示された関係を持つツリー ビュー アイテムを取得します。

HTREEITEM GetNextItem(
   HTREEITEM hItem,
   UINT nCode 
) const;

パラメーター

  • hItem
    ツリー アイテムのハンドル。

  • nCode
    hItem との関係を示すフラグ。 このフラグには、次のいずれかの値を指定できます。

    • TVGN_CARET   現在選択されているアイテムを取得します。

    • TVGN_CHILD   hItem パラメーターで指定されているアイテムの最初の子アイテムを取得します。

    • TVGN_DROPHILITE   ドラッグ アンド ドロップ操作のドロップ先のアイテムを取得します。

    • TVGN_FIRSTVISIBLE    最初に表示されるアイテムを取得します。

    • TVGN_LASTVISIBLE   ツリーで最後に展開されたアイテムを取得します。 取得するのは、ツリー ビュー ウィンドウで最後に表示したアイテムではありません。

    • TVGN_NEXT   次の兄弟アイテムを取得します。

    • TVGN_NEXTVISIBLE   指定されたアイテムに続く、次に表示されるアイテムを取得します。

    • TVGN_PARENT   指定されたアイテムの親アイテムを取得します。

    • TVGN_PREVIOUS   前の兄弟アイテムを取得します。

    • TVGN_PREVIOUSVISIBLE   指定されたアイテムより前の、最初に表示されるアイテムを取得します。

    • TVGN_ROOT   指定されたアイテムを一部として持つ、ルート アイテムの最初の子アイテムを取得します。

戻り値

正常終了した場合は次のアイテムのハンドルを返します。それ以外の場合は NULL を返します。

解説

取得されるアイテムがツリーのルート ノードの場合、この関数は NULL を返します。 たとえば、ツリー ビューのルート ノードの第 1 レベルの子にある TVGN_PARENT フラグでこのメッセージを使用すると、メッセージから NULL が返されます。

使用例

GetNextItem をループで使用する例については、「CTreeCtrl::DeleteItem」を参照してください。

// find the currently selected item
HTREEITEM hCurSel = m_TreeCtrl.GetNextItem(TVI_ROOT, TVGN_CARET);

// report it to the user
if (hCurSel == NULL)
{
   AfxMessageBox(_T("There is no selected item"));
}
else
{
   CString str;
   str.Format(_T("The currently selected item is \"%s\""),
      (LPCTSTR)m_TreeCtrl.GetItemText(hCurSel));
   AfxMessageBox((LPCTSTR)str);
}

必要条件

**ヘッダー:**afxcmn.h

参照

参照

CTreeCtrl クラス

階層図

CTreeCtrl::SetItem

CTreeCtrl::GetChildItem

CTreeCtrl::GetItem

CTreeCtrl::SelectItem

CTreeCtrl::GetPrevSiblingItem

その他の技術情報

CTreeCtrl のメンバー