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SINK_ENTRY_INFO

イベント シンク マップ内で SINK_ENTRY_INFO マクロを使用して、関連するハンドラー関数にイベントをルーティングするために IDispEventSimpleImpl で必要な情報を提供します。

SINK_ENTRY_INFO( 
   id, 
   iid, 
   dispid, 
   fn, 
   info 
)

パラメーター

  • id
    [入力] イベント ソースを識別する符号なし整数。 この値は、関連する IDispEventSimpleImpl 基本クラスで使用される nID テンプレート パラメーターと一致する必要があります。

  • iid
    [入力] ディスパッチ インターフェイスを識別する IID。

  • dispid
    [入力] 指定されたイベントを識別する DISPID。

  • fn
    [入力] イベント ハンドラー関数の名前。 この関数は、_stdcall 呼び出し規約を使用している必要があります。また、適切なディスパッチ インターフェイス スタイルのシグネチャである必要があります。

  • info
    [入力] イベント ハンドラー関数の型情報。 この型情報は、_ATL_FUNC_INFO 構造体へのポインターという形式で提供されます。 Windows CE では、_ATL_FUNC_INFO 構造体の CALLCONV フィールドとしてサポートされるオプションは CC_CDECL だけです。 その他の値はサポートされていないため、動作は定義されません。

解説

マクロの最初の 4 つのパラメーターは、SINK_ENTRY_EX マクロのパラメーターと同じです。 最後のパラメーターは、イベントの型情報を提供します。 ActiveX イベント シンクの CE ATL 実装は、HRESULT の戻り値またはイベント ハンドラー メソッドからの void のみをサポートします。その他の戻り値はサポートされていないため、動作は定義されません。

必要条件

**ヘッダー:**atlcom.h

参照

参照

BEGIN_SINK_MAP

SINK_ENTRY

SINK_ENTRY_EX

IDispEventSimpleImpl クラス

概念

IDispEventImpl のサポート

その他の技術情報

複合コントロールに関するマクロ

ATL マクロ