CUrl::CreateUrl
このメソッドは、CUrl オブジェクトを構成する各フィールドから URL 文字列を作成します。
inline BOOL CreateUrl(
LPTSTR lpszUrl,
DWORD* pdwMaxLength,
DWORD dwFlags = 0
) const throw( );
パラメーター
lpszUrl
完成した URL 文字列を保持する文字列バッファー。pdwMaxLength
lpszUrl 文字列バッファーの最大長。dwFlags
ATL_URL_ESCAPE を指定すると、lpszUrl 内のすべてのエスケープ文字を実際の値に変換します。
戻り値
正常に終了した場合は TRUE を返します。それ以外の場合は FALSE を返します。
解説
このメソッドは、次の形式に従って個々のフィールドを付け加えて、URL 文字列を完成させます。
<scheme>://<user>:<pass>@<domain>:<port><path><extra>
このメソッドを呼び出す場合、最初に、lpszUrl パラメーターによって参照される文字列バッファーの最大長を pdwMaxLength パラメーターで指定しておく必要があります。 pdwMaxLength パラメーターの値は、URL 文字列の実際の長さで更新されます。
使用例
次のサンプルは、CUrl オブジェクトを作成して、その URL 文字列を取得する例です。
CUrl url;
// Set the CUrl contents
url.CrackUrl(_T("https://someone:secret@www.microsoft.com:8080/visualc/stuff.htm#contents"));
// Obtain the length of the URL string and allocate a buffer to
// hold its contents
DWORD dwUrlLen = url.GetUrlLength() + 1;
TCHAR* szUrl = new TCHAR[dwUrlLen];
// Retrieve the contents of the CUrl object
url.CreateUrl(szUrl, &dwUrlLen, 0L);
// Cleanup
delete[] szUrl;
必要条件
**ヘッダー:**atlutil.h