COleDateTime::ParseDateTime
日付/時刻値を読み込む文字列を解析します。
bool ParseDateTime(
LPCTSTR lpszDate,
DWORD dwFlags = 0,
LCID lcid = LANG_USER_DEFAULT
) throw( );
パラメーター
lpszDate
解析される NULL で終わる文字列へのポインター。 詳細については、「解説」を参照してください。dwFlags
ロケールの設定と解析に関するフラグ。 次のフラグの 1 つ以上を指定できます。LOCALE_NOUSEROVERRIDE カスタム ユーザー設定ではなく、システムの既定の設定を使います。
VAR_TIMEVALUEONLY 解析のときに、日付部分を無視します。
VAR_DATEVALUEONLY 解析のときに、時刻部分を無視します。
lcid
変換に使用するロケール ID。
戻り値
文字列を日付/時刻値に変換できた場合は true を返します。それ以外の場合は false を返します。
解説
文字列を日付/時刻値に変換できると、この COleDateTime オブジェクトの値がその値に設定され、状態は有効になります。
注意
指定できる年値は 100 から 9999 までです。
パラメーター lpszDate には複数の形式があります。 たとえば、以下の文字列はすべて有効な日付/時刻の形式です。
"25 January 1996"
"8:30:00"
"20:30:00"
"January 25, 1996 8:30:00"
"8:30:00 Jan. 25, 1996"
"1/25/1996 8:30:00" // always specify the full year,
// even in a 'short date' format
文字列形式を日付/時刻値に変換できるかどうかは、ロケール ID に依存します。
VAR_DATEVALUEONLY の場合、時刻値には時刻 0、または午前 0 時が設定されます。 VAR_TIMEVALUEONLY の場合、日付値には日付 0、つまり 1899 年 12 月 30 日午前 0 時が設定されます。
文字列を日付/時刻値に変換できない場合、または数値がオーバーフローした場合は、この COleDateTime オブジェクトの状態は無効になります。
詳細については、境界と実装をCOleDateTime値の資料を参照して日付と時刻:オートメーションのサポート。
必要条件
**ヘッダー:**atlcomtime.h