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IPointerInactiveImpl クラス

このクラスは、IUnknown および IPointerInactive インターフェイス メソッドを実装します。

template< class T >
class IPointerInactiveImpl

パラメーター

  • T
    IPointerInactiveImpl の派生クラス。

解説

アクティブでないオブジェクトとは、単に読み込まれているだけ、または実行されているだけのオブジェクトです。 アクティブなオブジェクトと違って、アクティブでないオブジェクトは Windows のマウス メッセージやキーボード メッセージを受け取ることができません。 このように、アクティブでないオブジェクトはリソースをあまり使わないので、普通は高速です。

IPointerInactive インターフェイスを使用すると、オブジェクトがアクティブでない状態での最小限のマウスをサポートできます。 この機能はコントロールに対しては特に有用です。

IPointerInactiveImpl クラスでは、IPointerInactive のメソッドは単純に E_NOTIMPL を返すように実装されています。 ただし、デバッグ ビルドでは、IUnknown はダンプ デバイスに情報を送るように実装されています。

関連トピック   ATL チュートリアルATL プロジェクトの作成

必要条件

**ヘッダー:**atlctl.h

参照

その他の技術情報

IPointerInactiveImpl のメンバー

ATL クラスの概要