_Solution インターフェイス

[アーティクル]
08/09/2011

統合開発環境 (IDE: Integrated Development Environment) のすべてのプロジェクトとソリューション全体のプロパティを表します。この機能については、Solution を参照してください。このクラスからインスタンス化しないでください。

名前空間: EnvDTE
アセンブリ: EnvDTE (EnvDTE.dll 内)

構文

'宣言
<GuidAttribute("26F6CC4B-7A48-4E4D-8AF5-9E960232E05F")> _
Public Interface _Solution _
    Inherits IEnumerable

[GuidAttribute("26F6CC4B-7A48-4E4D-8AF5-9E960232E05F")]
public interface _Solution : IEnumerable

[GuidAttribute(L"26F6CC4B-7A48-4E4D-8AF5-9E960232E05F")]
public interface class _Solution : IEnumerable

[<GuidAttribute("26F6CC4B-7A48-4E4D-8AF5-9E960232E05F")>]
type _Solution =  
    interface
        interface IEnumerable
    end

public interface _Solution extends IEnumerable

_Solution 型で公開されるメンバーは以下のとおりです。

プロパティ

	名前	説明
	AddIns	ソリューションで現在使用できるすべてのアドインを含む AddIns コレクションを取得します。
	Count	コレクション内のオブジェクトの数を示す値を取得します。
	DTE	トップレベルの機能拡張オブジェクトを取得します。
	Extender	要求された Extender オブジェクトがこのオブジェクトで利用できる場合はそれを取得します。
	ExtenderCATID	オブジェクトの Extender カテゴリ ID (CATID) を取得します。
	ExtenderNames	オブジェクトで使用できる Extender のリストを取得します。
	FileName	インフラストラクチャ。マイクロソフト内部でのみ使用します。
	FullName	オブジェクトのファイルの完全パスと名前を取得します。
	Globals	ソリューション (.sln) ファイル、プロジェクトファイル、またはユーザーのプロファイルデータに保存できるアドイン値を含む、Globals を取得します。
	IsDirty	インフラストラクチャ。マイクロソフト内部でのみ使用します。
	IsOpen	ソリューションが開いているかどうかを確認します。
	Parent	_Solution の直接の親オブジェクトを取得します。
	Projects	現在ソリューションに存在するプロジェクトのコレクションを取得します。
	Properties	_Solution に属するすべてのプロパティのコレクションを取得します。
	Saved	オブジェクトが最後に保存または開かれてから変更されていない場合は、true を返します。
	SolutionBuild	ソリューションレベルでのビルドオートメーションモデルのルートオブジェクトを表す、ソリューションの SolutionBuild オブジェクトを取得します。
	TemplatePath	指定された種類のプロジェクトのテンプレートを含むディレクトリの完全パスと名前を取得します。

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メソッド

	名前	説明
	AddFromFile	システムに既に格納されているプロジェクトファイルに基づいて、ソリューションにプロジェクトを追加します。
	AddFromTemplate	既存のプロジェクトファイルと、プロジェクトファイルに含まれるすべての項目やサブディレクトリを指定の場所にコピーし、ソリューションに追加します。
	Close	現在のソリューションを閉じます。
	Create	指定されたディレクトリに指定された名前の空のソリューションを作成します。
	FindProjectItem	プロジェクト内の項目を検索します。
	GetEnumerator()	コレクションを反復処理する列挙子を返します。 (IEnumerable から継承されます。)
	GetEnumerator()	コレクション内の項目の列挙を返します。
	Item	Projects コレクション内の Project オブジェクトを返します。
	Open	指定されたビューでソリューションを開きます。
	ProjectItemsTemplatePath	指定されたプロジェクトの種類のプロジェクト項目テンプレートの場所を返します。
	Remove	指定されたプロジェクトをソリューションから削除します。
	SaveAs	ソリューションを保存します。

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解説

Solution オブジェクトは、IDE の現在のインスタンスに存在するすべてのプロジェクトと、ビルド構成などのソリューション全体のすべてのプロパティから構成されるコレクションです。 Solution オブジェクトには、ラッププロジェクト、サブプロジェクト、トップレベルのプロジェクトのいずれであるかに関係なく、すべてのプロジェクトのプロジェクト要素が含まれます。

このオブジェクトを参照するには、DTE.Solution を使用します。 MiscFiles や SolutionItems などの仮想プロジェクトを参照するには、Solution.Item(EnvDTE.Constants.vsProjectKindMisc) または Solution.Item(EnvDTE.Constants.vsProjectKindSolutionItems) を使用します。

例

Sub SolutionExample()
   'This function creates a solution and adds a Visual Basic Console
   'project to it. 
   Dim soln As Solution
   Dim proj As Project
   Dim msg As String

   'Create a reference to the solution.
   soln = DTE.Solution

   ' Create a new solution.
   soln.Create("c:\temp2", "MyNewSolution")

   ' Create a new VB project from a template. 
   ' Adjust the template path and save path as needed.
   proj = soln.AddFromTemplate("<template path>\ConsoleApplication.vbproj", "c:\temp2", "My New Project", True)
   ' Save the new solution and project.
   soln.SaveAs("c:\temp2\newsolution.sln")
   msg = "Created new solution: " & soln.FullName & vbCrLf
   msg = msg & "Created new project: " & proj.Name
   MsgBox(msg)
End Sub

参照

EnvDTE 名前空間

次の方法で共有

_Solution インターフェイス

構文

プロパティ

メソッド

解説

例

参照

参照

その他のリソース