ヘルプのメッセージ マップのコマンドのコピー
MFC アプリケーション ウィザードでは、フレーム ウィンドウ クラスの実装ファイル MainFrm.cpp のメッセージ マップにヘルプ固有のコードを挿入します。
ヘルプに関連するコードをプロジェクトにコピーするには
HasHelp プロジェクトの MainFrm.cpp ファイルと独自のプロジェクトの MainFrm.cpp ファイルを開きます。
HasHelp の MainFrm.cpp ファイルのメッセージ マップ セクションで、ヘルプに関連するコードにスクロールします。ヘルプに関連するコードは、//global help commands というコメントで開始します。
次に示すコードを HasHelp の MainFrm.cpp ファイルからコピーし、独自の MainFrm.cpp のメッセージ マップ内の同じ位置に貼り付けます。
// Global help commands ON_COMMAND(ID_HELP_FINDER, CMDIFrameWnd::OnHelpFinder) ON_COMMAND(ID_HELP, CMDIFrameWnd::OnHelp) ON_COMMAND(ID_CONTEXT_HELP, CMDIFrameWnd::OnContextHelp) ON_COMMAND(ID_DEFAULT_HELP, CMDIFrameWnd::OnHelpFinder)
ID_HELP_FINDER と ID_CONTEXT_HELP が呼び出される方法は既に説明しました。 F1 キーを押すと、フレームワークが ID_HELP を呼び出し、アプリケーションがヘルプ サポートを保持する限り、このコマンドを直接処理します。
HasHelp プロジェクトの MainFrm.cpp ファイルを閉じ、変更した独自のプロジェクトの MainFrm.cpp を保存します。