次の方法で共有


TRACE マクロ

更新 : 2010 年 10 月

このトピックの内容は、次の製品に該当します。

エディション

Visual Basic

C#

F#

C++

Web Developer

Express

トピック該当なし トピック該当なし トピック該当なし

ネイティブのみ

トピック該当なし

Pro、Premium、Ultimate

トピック該当なし トピック該当なし トピック該当なし

ネイティブのみ

トピック該当なし

プログラムからのメッセージをデバッガーの [出力] ウィンドウに表示するには、ATLTRACE マクロ、または MFC の TRACE マクロを使用します。 アサーションと同様に、トレース マクロはプログラムのデバッグ バージョンでだけ有効です。リリース バージョンでコンパイルされた場合は無効になります。

TRACE マクロの使用例を次に示します。 printf と同様に、TRACE マクロは多数の引数を処理できます。

int x = 1;
int y = 16;
float z = 32.0;
TRACE( "This is a TRACE statement\n" );

TRACE( "The value of x is %d\n", x );

TRACE( "x = %d and y = %d\n", x, y );

TRACE( "x = %d and y = %x and z = %f\n", x, y, z );

TRACE マクロは、char* パラメーターと wchar_t* パラメーターの両方を適切に処理します。 TRACE マクロと異なる型の文字列パラメーターを組み合わせて使用する例を次に示します。

TRACE( "This is a test of the TRACE macro that uses an ANSI string: %s %d\n", "The number is:", 2);

TRACE( L"This is a test of the TRACE macro that uses a UNICODE string: %s %d\n", L"The number is:", 2);

TRACE( _T("This is a test of the TRACE macro that uses a TCHAR string: %s %d\n"), _T("The number is:"), 2);

TRACE マクロの詳細については、「診断サービス」を参照してください。

参照

その他の技術情報

MFC のデバッグ技術

履歴の変更

日付

履歴

理由

2010 年 10 月

Unicode とマルチバイト文字のサポートを明確にしました。

カスタマー フィードバック